食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04410630110 |
タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、カナリアシード(Phalaris canariensis L.)に関する決定を公表 |
資料日付 | 2016年1月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は1月16日、カナリアシード(Phalaris canariensis L.)に関する決定を公表した。概要は以下のとおり。 カナダ保健省(Health Canada)は、2013年に、無毛種(外皮)の褐色及び黄色のカナリアシードを、ヒトの食用穀物粒として販売する認可申請を受け取った。カナリアシードは、主として愛がん動物及び野鳥に使用する配合飼料成分として販売されている。 鳥の餌用の一年生のカナリアシードの商業栽培品種は、褐色で、外皮は小さな毛(毛状突起又は棘状突起)で被われている又は無毛(無棘)である。 有毛の褐色カナリアシードの栽培品種は、無毛外皮の褐色種の他に、毛を無くして無毛外皮の黄色種を得るため、突然変異誘発及び従来の品種改良により選択的な品種改良が行われた。 カナリアシードは、食品として使用されたことはないことから、新開発食品規則(食品医薬品規則第28項)に基づき評価が行われた。 無毛の褐色及び黄色のカナリアシード(挽き割りえん麦:groatsとも呼ばれる)は、全粒えん麦、全粒ミール、全粒小麦、又は製粉製品として、ベーカリー、シリアル、パスタ、スナック菓子及び栄養補給ビスケットの成分として使用することを意図している。パン又は軽食に使用するゴマの種子(主要なアレルゲンの一つ)の低脂肪代替品として、又は、トッピング/成分として他の種子との組み合わせで使用される場合もある。 評価の結果、無毛のカナリアシードは、一般の消費者に対して安全であり、栄養価も、カナダで入手可能な、従来より摂取されている穀物粒の栄養価と類似していた。また、カナリアシードはグルテンフリーであることが示され、セリアック病患者又はグルテンに感受性を持つ人たちに適している。 グルテンフリーとは言え、小麦アレルギーを引き起こすたんぱく質に類似すると思われるたん白質を含むことから、小麦アレルギーを有する人たちには適さない。 そのため、カナリアシード及びカナリアシードを含む食品には、「小麦アレルギーを有する人には適さない場合がある」と明記した表示が義務付けられる。 カナリアシードのテクニカルサマリーは以下のURLから入手可能。 http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/gmf-agm/appro/canary-seed-lang-graine-alpiste-decision-eng.php |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/gmf-agm/appro/canary-seed-lang-graine-alpiste-eng.php |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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