食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04410260314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、畜産で使用される抗生物質による影響に関するFAQを公表 |
| 資料日付 | 2016年1月21日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月21日、畜産で使用される抗生物質による影響に関する最新のFAQを公表した(2016年1月21日付け BfR FAQ)。概要は以下のとおり。 質問は、全13問である。 Q1:抗生物質とは?畜産の現場での使用目的は?(回答省略) Q2:動物用医薬品として使用されるのと同じ抗生物質が、ヒト用医薬品としても使用されているのか? A2:多くの抗生物質が、ヒト用及び動物用医薬品として使用されている。そのため、ヒト用治療薬及び動物用治療薬として特に重要な抗生物質に関して、国際的なリストが作成された。 Q3:畜産で使用されている抗生物質の量は? A3:調査が始まった2011年には1 ,706トンであった。2014年には、約1 ,238トンに減少した。多くの種類の抗生物質で低減が見られたが、第3世代及び第4世代セファロスポリン系抗生物質及びフルオロキノロン系抗生物質では、有意な低減は見られなかった。フルオロキノロン系は、むしろ使用量が増加した。 この結果は、BfRがハノーバー獣医科大学と共に行った調査事業の結果と合致している。肉用豚に抗生物質を使用した日数は、2011年の半年間では、1農場当たり約5日であったが、2014年の半年間では約1日に減少した。 Q4:薬剤耐性とは?(回答省略) Q5:薬剤耐性菌は、どの食品に存在するのか? A5:一般的に、種々の食品に存在すると考えられる。 食料生産工程においては、畜産現場から、食肉、乳などの動物由来の食品への移行が考えられる。耐性菌は、加熱調理又は殺菌処理により死滅する。 食肉の調理過程で調理器具に多量の耐性菌が移行するとの研究結果がある。 Q6:畜産における抗生物質の使用は、耐性菌の拡散にどう影響するか?(回答省略) Q7:畜産における薬剤耐性低減のための対策は、奏功しているのか?(回答省略) Q8:消費者は、食品中の耐性菌からどのように身を守ることが可能か? A8:基本的に、サルモネラ属菌やカンピロバクターなどの他の病原菌対策と変わらない。運送、保存、調理における衛生に留意することにより、薬剤耐性菌対策に繋がる。生肉は、最低でも2分間、70℃まで加熱してから摂取する、などが留意点である。 Q9:抗生物質はどの食品に残留するのか?どのように食品中に入るのか? A9:残留抗生物質は、家畜に抗生物質を投与するならば、食肉、卵、乳など、動物由来の全ての食品に見られる。医薬品を投与された家畜に由来するいかなる食品も、決められた休薬期間中に市場に入ることはない。動物用医薬品が適切にかつ意図に従って使用される限り、休薬期間を過ぎた時点で、食品中には、健康影響が考えられる残留はない。 Q10:食品中に残留する抗生物質による、消費者に対する健康影響リスクはあるか? A10:動物用医薬品が残留する食品を摂取することによる消費者への健康影響は低い。食料生産動物に使用する動物用医薬品の認可要件の一つに、食品中の残留基準値(MRL)がある。 Q11:MRLとは?(回答省略) Q12:オーガニック食品にも抗生物質は残留するのか? A12:基本的に、有機畜産の家畜にも、抗生物質が投与される可能性がある。現時点で、有機畜産における抗生物質の使用に関しては、信頼できる統計はない。 Q13:食品中に残留する抗生物質は、加熱によって低減するか? A13:一般的に、食品中には、消費者の健康に影響を及ぼす残留は許容されない。使用された抗生物質又はその分解物は、加熱により不活化するとは限らない。不活化温度は、物質の種類により異なる。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/fragen-und-antworten-zu-den-auswirkungen-des-antibiotika-einsatzes-in-der-nutztierhaltung.pdf |
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