食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04410140305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、植物保護資材としてタンジーを不認可 |
資料日付 | 2015年11月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は11月19日、植物保護資材(basic substance)としてタンジー(Tanacetum vulgare L.)(訳注:キク科の多年生草木で、和名はヨモギギク)を不認可とする委員会施行規則(EU) 2015/2083を官報で公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会(EC)は2013年4月26日、規則(EC) No 1107/2009第23条第3項に基づき、植物保護資材としてのタンジーの認可を目的とした申請書をInstitut Technique de l‘Agriculture Biologique (ITAB)社から受理した。 2. ECは、欧州食品安全機関(EFSA)に科学的支援を求めた。EFSAは2014年9月30日、当該物質に関する技術的報告書をECに提出した。 3. その技術的報告書において樟脳(camphor)、ツヨン(thujones)、1 ,8-シネオール(1 ,8-cineole)へのばく露に関して明確な懸念が特定され、その結果、農薬等の施用者、農場作業者、通行人、消費者及び非標的生物へのリスクの評価を確定できなかった。 4. ECは、EFSAの技術的報告書及び検証報告書案に関する意見を出すよう申請者に勧告した。申請者が意見を提出し、その意見は慎重に検討された。 5. しかし、申請者の主張にも拘らず、当該物質に関する懸念を排除することはできない。 以上の経緯及び観点から、委員会施行規則(EU) 2015/2083に基づき、植物保護資材としてタンジーを認可しないことになった。委員会施行規則(EU) 2015/2083は、官報掲載の20日後に発効する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32015R2083&from=EN |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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