食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04410090305 |
タイトル | 欧州連合(EU)、植物保護製剤有効成分エスフェンバレレートを被代替候補として認可更新 |
資料日付 | 2015年11月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州連合(EU)は11月17日、植物保護製剤有効成分エスフェンバレレート(esfenvalerate)を、他の有効成分で代替することが望ましい被代替候補として、認可更新する委員会施行規則(EU) 2015/2047を官報で公表した。概要は以下のとおり。 1. 植物保護製剤有効成分エスフェンバレレートの認可(委員会施行規則No 540/2011の附属書A編で規定)は、2016年6月30日に失効する。 2. 委員会規則(EU) No 1141/2010の第4条に基づき、同条で規定する期限内に、91/414/EECの附属書I(訳注:植物保護製剤への含有を認可された有効成分のリスト)へのエスフェンバレレートの収載更新を目的とした申請書が提出された。 3. 報告担当EU加盟国が、共助報告担当EU加盟国と協議の上、更新評価報告書を作成し、2013年7月30日に欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州委員会(EC)に提出した。 4. 当該有効成分を含有する1品目以上の植物保護製剤の1件以上の代表的用途について、委員会規則(EU) No 1141/2010の第4条で定める認可基準が満されていることが立証された。このため、認可基準は満たされているものとみなされる。 5. しかし、ECは、規則(EC) No 1107/2009の第24条に基づき、エスフェンバレレートが被代替候補であると考える。エスフェンバレレートの生物濃縮係数が2 ,000を超え、淡水生物に対する長期無影響濃度が0.01mg/L未満であることを考慮すると、エスフェンバレレートは、規則(EC) No 1107/2009の附属書IIの3.7.2.2号(訳注:生体蓄積性の基準を規定)及び3.7.2.3号(訳注:毒性の基準を規定)にそれぞれ基づく毒性を有する物質である。このためエスフェンバレレートは、規則(EC) No 1107/2009の附属書IIの4号(訳注:被代替候補の基準を規定)の第2段落で定める条件を満たしている。 6. したがって、エスフェンバレレートを被代替候補として認可を更新することが適当である。 以上の経緯及び観点から、委員会施行規則(EU) 2015/2047に基づき、エスフェンバレレートを被代替候補として2016年1月1日から2022年12月31日まで認可を更新し、施行規則(EU) No 540/2011を一部改正することになった。委員会施行規則(EU) 2015/2047は、官報掲載の20日後に発効し、2016年1月1日から適用される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32015R2047&from=EN |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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