食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04390940149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ジャトロファの核粕中のホルボールエステル類の存在に関連するヒトの健康及び動物衛生に対するリスクについて科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2015年12月10日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月10日、中米原産の落葉低木ジャトロファ(Jatropha)の核粕中のホルボールエステル類(phorbol esters: PEs)の存在に関連するヒトの健康及び動物衛生に対するリスクについて科学的意見書(2015年11月19日採択、80ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2015.4321)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会(EC)からの要請を受けて、EFSAの「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)は、ジャトロファの核粕(kernel meal)中のPEsの存在に関連するヒトの健康及び動物衛生に対するリスクを評価した。ジャトロファ(学名:Jatropha curcas、別名:ナンヨウアブラギリ)の種子は、バイオディーゼル(訳注:生物油由来のディーゼルエンジン用燃料)の生産に使用される抽出油を相当量含んでいる。たん白質の豊富な残りの生産物(種子粕や核粕)は、反栄養因子及び毒性のあるPEsを除去した後に、動物用飼料中のたん白質源として使用される可能性がある。 2. ジャトロファのPEsの経口摂取後の吸収、生体内変換、排泄及び用量依存性毒性作用に関する利用可能なデータは非常に限られており、複数の短期混餌試験から、豚についてのみ体重増加抑制及び飼料摂取量の減少に基づき、PEsの無毒性量(NOAEL)を0.4mg/kg体重/日(12-O-テトラデカノイルホルボール-13-アセテート(TPA)等量)と特定することができた。 3. ヒトに対する健康影響に基づく指標値を設定することはできなかった。ジャトロファ生産物中の毒性PEsを完全除去又はジャトロファのPEsの検出限界値の3mg/kg飼料(TPA等量)を下回る濃度まで低減する処理法が利用可能である。配合飼料中のたん白質の50%を処理済みジャトロファ原材料に置き換えても、ジャトロファのPEsに対する飼育動物のばく露量は、豚についてのNOAELの10~200倍低いままになる。 4. CONTAMパネルは、 (1)ジャトロファ原材料のそのような使用(訳注:動物用飼料中のたん白質源としての使用)によって豚に対する衛生リスクは生じない、(2)他の動物種に対するリスクは低い見込みである、と結論づけた。ジャトロファのPEsの動物由来製品への移行については不明である。飼料から乳への移行率を50%とするヒトのばく露シナリオにおいて、ジャトロファのPEsの一日摂取量は、1μg/kg体重/日と算出された。CONTAMパネルは、ヒトに対するリスクについて確固とした結論を出すには、より多くのデータが必要であると結論づけた。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4321.pdf |
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