食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04390710149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食中毒病原体としての腸管凝集性大腸菌(EAEC)に関連する公衆衛生リスクに係る科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2015年12月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月16日、食中毒病原体としての腸管凝集性大腸菌(EAEC)に関連する公衆衛生リスクに係る科学的意見書を公表した(87ページ、2015年12月2日採択、2015年12月16日承認)。 腸管凝集性大腸菌(Enteroaggregative Escherichia coli , EAEC)は、凝集性付着線毛によって組織培養細胞に積み上げレンガのような形で接着する。EAEC株はしばしば熱耐性毒素EAST1、赤痢菌腸管毒素(ShET1)及びヘモリシンEを産生する。EAECは、旅行者、小児、免疫不全患者の下痢及び尿管感染症に関連している。志賀毒素産生性EAECは溶血性尿毒症症候群及び出血性大腸炎にも関連している。 EAECはヒトに適合すると考えられている。低所得国では動物がヒトの排泄物によってEAECにばく露しているかもしれない。食品関連のEAEC集団感染はしばしば、無症候の食品取扱者による交差汚染が示唆される。EAECはバイオフィルムを形成し、それは疾病の深刻度に関連している。付着性の検査は分離株がEAECであると確認するための最も精度の高い選択肢である。PCR法はEAECの正確な特定やEAEC感染の診断が可能である。しかし、食品検査の基準検査法において指針はまだない。 欧州連合(EU)のベロ毒素産生性大腸菌を含む大腸菌に関するリファレンスラボの手順は、EU加盟国による食品基質におけるEAECの分子検出についての優良な候補手順となると考えられる。全ゲノムシーケンス(WGS)はEAECの集団構造に関するデータを提供することができる。薬剤耐性を示すEAECによる集団食中毒が報告されているが、耐性遺伝子の由来は十分に解明されていない。 研究においては以下の事項が求められる。 (1)食品中のEAECの検出及び定量分析に用いるPCRに基づく手法の開発及び検証 (2)複数病原体による下痢性疾患の病因物質の特定のための多重手法の標準化及び検証 サーベイランスでは以下の事項が求められる。 (1)衛生環境が悪い低所得国からの食品におけるEAEC株の関与の定量化 (2)混合した病原体の集団感染症に関連する食品サーベイランスの強化 集団食中毒を調査するにあたっては、EAECの検査もルーチンに加えるべきである。 最後にEAECに関する全ゲノムシーケンスに基づく手法が今後研究されるべきである。 当該意見書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4330.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4330 |
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