食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04380160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、生体動物及び動物生産物中の残留動物用医薬品及びその他の物質のモニタリング結果に関する2013年の報告書を公表
資料日付 2015年11月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月18日、生体動物及び動物生産物中の残留動物用医薬品及びその他の物質のモニタリング結果に関する2013年の報告書(2014年12月16日承認、69ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本報告書は、欧州連合(EU)域内における生体動物及び動物生産物中の残留動物用医薬品及び特定の物質の存在について2013年に収集されたモニタリングデータをまとめたものである。
2. 合計1
,005
,835検体がEU加盟28か国によって欧州委員会(EC)に報告された。これらの報告された検体の内訳は、(1)理事会指令96/23/ECに基づき報告された検査対象検体(targeted samples)(※1) 419
,528例及び疑わしい検体(suspect samples)(※2) 17
,561例、(2)輸入時に収集された検体3
,329例、(3)EU加盟国の法令に基づき策定されたプログラムの枠組みで収集された検体565
,417例である。
3. EU加盟国の大半は、理事会指令96/23/EC及び委員会決定97/74/ECで定めるサンプリング頻度の最低要件を満たしていた。不適合の検査対象検体の割合(0.31%)は、過去6年間の割合(0.25~0.34%)と同等であった。2013年においては、スチルベン類、抗甲状腺薬、β-アゴニスト類、カルバメート剤及びピレスロイド剤、化学成分(主に金属類)並びにマイコトキシン類による不適合検体について、過去6年間より高い検出頻度が報告された。2013年におけるレゾルシン酸ラクトン類による不適合検体は、過去3年間と比べて増加していた。駆虫薬及び染料による不適合検体の検出頻度は、過去数年と比べて低かった。2013年において、「その他の物質」による不適合検体は報告されなかった。2012年及び2013年におけるステロイド類及び抗コクシジウム剤による不適合検体の検出頻度は同等であったが、それまでの数年間より低かった。2012年に比べ、鎮静剤及び「その他の薬理有効成分」による不適合検体の検出頻度の低いことが留意された。その他の物質グループについては、7年間に著しい変化はなかった。
4. この解析は、部分的に集約されたデータに基づいており、また、サンプリング計画及び被分析物質の範囲は必ずしも毎年同じではないため、この解析には、ある程度の不確実性があると考えることが望ましい。
(訳注)
※1:残留物等を検出する可能性が高いため、EU 加盟国が検査対象として動物種、性別及び月齢で絞った動物群の検体。
※2:不適合のモニタリング結果や違法処理の疑い等により抽出された検体。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/723e.pdf
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