食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04371190105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、食品の強化に係るガイダンスを発表 |
資料日付 | 2015年11月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は11月6日、食品の強化に係るガイダンスを発表した。概要は以下のとおり。 FDAは食品業界はじめ官・学各界からの質疑・意見に答えて、必須栄養素による食品強化に関する情報を提供する。強化に係るFDAの方針は1980年の発表以来変更がないが、多様な昨今の質問に答えて「FDAの強化方針に関するQ&A」ガイダンスを新たに発表する。 特定の食品への栄養素添加は、食品供給の全体的栄養品質の維持・改善に有益だが、無差別の強化は消費者の食事を過剰強化したり逆に強化不足にするため、食品供給における栄養素のアンバランスを招く結果になる。また特定の食品では、欺瞞や誤解を招く表示になりかねない。食品の強化は以下を目的として行う。 ・食事の不足を補う ・貯蔵・取扱・加工前の栄養レベルに戻す ・食品の総カロリーに対するビタミン・ミネラル・たん白質のバランスを取る ・伝統食品に代わる食品の栄養低下を補う Q&Aガイダンスは基本的に法的拘束力がないが、食品メーカーが栄養素を添加する際の資となる。代表的な質疑応答として次のようなものがある。 Q:合理的な添加(強化)例は? A:大豆飲料へのカルシウム添加。乳糖不耐症者は牛乳を飲めないが、カルシウムを摂る必要があるため。 Q:強化方針は乳児用調製粉乳やダイエットサプリメントにも適用されるか? A:否、適用外。 Q:強化は義務か? A:強化が義務づけられている規格食品が幾つかあるが、それ以外は義務ではない。(強化小麦粉にはチアミン、リボフラビン、ナイアシン及び葉酸の添加が法制化されている。) Q:伝統食品ベースの強化は適当か? A:生鮮農産物、畜肉・家きん肉・魚肉、砂糖、スナック食品(キャンディ、炭酸飲料等)への強化は方針からはずれる。 Q:アルコール飲料へのビタミン・ミネラル添加は? A:これも方針からはずれる。 Q&Aガイダンスの全文は以下のURLから入手できる。 http://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/GuidanceDocumentsRegulatoryInformation/ucm470756.htm |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm471542.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。