食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04370010301 |
| タイトル | 論文紹介:「スウェーデンの成人のコホート研究の追跡調査期間中における、血中カドミウムレベル量及び心臓血管疾患症例:Malmo食事及びがん研究」 |
| 資料日付 | 2015年10月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Environmental Health Perspectives(2015年10月30日電子版)に掲載された論文「スウェーデンの成人のコホート研究の追跡調査期間中における、血中カドミウムレベル量及び心臓血管疾患症例:Malmo食事及びがん研究(Blood Cadmium Levels and Incident Cardiovascular Events during Follow-up in a Population-Based Cohort of Swedish Adults:The Malmo Diet and Cancer Study)、著者L.Barregard (Occupational and Environmental Medicine , Sahlgrenska University Hospital and University of Gothenburg , スウェーデン)ら」の概要は以下のとおり。 背景:カドミウムへのばく露は、心臓血管疾患のリスクを増加させる可能性がある。カドミウム及び心臓血管疾患の症例に関する、唯一発表された長期間に渡る研究は、比較的高用量のカドミウムにばく露したアメリカ先住民で行われた研究である。 目的:今回の研究の目的は、大多数の欧州及び米国の住民と同じレベルのカドミウムにばく露しているスウェーデンの男女のコホート研究において、ベースラインでの血中カドミウム量及び心臓血管疾患症例間の関連を調べることである。 方法:今回のスウェーデンのコホート研究は、1991年から1994年に、46歳から67歳の6 ,103人が参加した。喫煙に関する情報のない人々を除いた後、4 ,819人が残った。2010年まで、急性冠動脈疾患、他の主な心臓事象(major cardiac events)、心臓発作及び心臓血管系死亡率を追跡調査した。赤血球内のカドミウム量から推定した血中カドミウム濃度との関連を、コックス比例ハザード回帰法を使用し、可能性のある交絡因子及び重要な心臓血管系リスク要因を含めて解析した。 結果: 4 ,819人を、血中のカドミウム濃度に基づいて、4つのグループに分けた。すなわち、最も低いグループ(1 ,205人、平均濃度0.13μg/L)は0.17μg/L未満、次のグループ(1 ,205人、平均濃度0.21μg/L)は0.17μg/L~0.259μg/L、更に次のグループ(1 ,205人、平均濃度0.35μg/L)は0.26μg/Lから0.499μg/L及び最も高いグループ(1 ,204人、平均濃度1.2μg/L)は0.50μg/Lから5.1μg/Lである。 血中カドミウム濃度の中央値が0.99μg/Lである、最も高いグループの参加者は、最も低いグループと比べ、全ての心臓血管系の評価項目のハザード比が一貫して増加していた。性別、喫煙、胴囲、教育レベル、運動量、アルコール摂取、血清中の中性脂肪、ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)及びC反応性たん白質(CRP)を含んだモデルで、最も高いグループ及び最も低いグループを比べたハザード比は、急性冠動脈疾患では1.8及び心臓発作では1.9であった。喫煙したことのない参加者のハザード比もこれら推定値と合致した。 結論:今回のスウェーデンの成人集団では、4つに分けたグループのうち、カドミウム濃度の最も低いグループと比べ、最も高いグループでは、血中カドミウム濃度が、心臓血管疾患の症例及び死亡率と関連していた。喫煙は強力な交絡因子であるため、喫煙を一度もしていない集団においての一貫性のある結果は重要である。今回の知見は、目立ったばく露源のない集団においてさえ、カドミウムへのばく露を減らす対策が必要であることを示唆する。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Environmental Health Perspectives |
| URL | http://ehp.niehs.nih.gov/wp-content/uploads/advpub/2015/10/ehp.1509735.acco.pdf |
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