食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04340210149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、潜在的な内分泌かく乱農薬の評価について農薬ユニット長とのQ&Aを公表 |
| 資料日付 | 2015年9月23日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月23日、潜在的な内分泌かく乱農薬の評価についてEFSAの農薬ユニット長とのQ&Aを公表した。概要は以下のとおり。 1. Jose Tarazona博士は、EFSAの農薬ユニット長である。同博士は、環境毒性学者として出身国内や欧州域内において農薬及びその他の化学物質を評価する数十年の経験を持っており、農薬ユニットの取組について明確に説明する。 2. 農薬に関するEFSAの業務において最近変わった点は? Jose Tarazona(以下、JTと表記):欧州連合(EU)の新しい法令で、この複雑な領域におけるEFSAの役割が変わった。新しい規定は、ヒトや非標的生物(鳥類、哺乳動物、魚介類等)に有害な可能性がある、「内分泌かく乱性」を有するとみなされる物質の特定を我々に具体的に求めている。我々は、その他の潜在的なリスクと同様に、これらの考えられる影響を2つの特定の方法、即ちその物質の潜在的なハザード(有害影響を引き起こす能力)及び農薬として使用した場合の実際のリスク(例えば、摂取した野菜や果実経由のばく露によるもの)を評価するよう求められている。この「平行的なアプローチ」は、リスクに基づく又はハザードに基づく意思決定の科学的基盤の提供に役立つ。 3. なぜ今、EFSAはこの作業について人々に伝えるのか? JT:欧州委員会(EC)は、「内分泌かく乱性」とは何かを定義する基準を設定するため、広範囲の利害関係者らと会合している。このような議論は継続中であり、多くの関係者が関与している。その間に適用される「暫定基準」が法令によって規定されている。「内分泌かく乱物質」への一般の人々の関心が高いとすれば、これらの側面について既に我々がどのように対処しているかについて広範囲の人々に知らせることが重要であると我々は考えた。 4. この作業には、何が必要か? JT:我々は、ヒトに対するこれらの物質の潜在的な内分泌関連作用について、利用可能な科学的根拠を系統的に評価している。つまり、我々がいつも評価するその他の起こり得る影響に加え、(1)これらの物質がホルモン系における変化によるヒトへの有害影響を有する潜在能力、(2)農薬用途により当該物質にばく露した場合において、ヒトがこのタイプの健康影響のリスクにどの程度さらされるか、について我々は評価する。残念ながら、非標的動物についての知見は大抵不十分であるため、我々は、非標的動物への有害影響の評価を常には行うことができない。 5. この作業は、どの程度重要か? JT:懸念される可能性のある物質を明らかにするほか、この作業によって我々は、データ不足の場合に科学的根拠がどの程度あるのかを知ることができるようになり、また、将来の研究のための勧告を作成できるようになった。我々は、新しい有効成分及び以前に認可された認可更新対象の有効成分の再評価(我々の業務の主要部分である)に、このアプローチを適用している。 6. これまでの主な成果は? JT:我々は2014年以降、法令で規定される我々の継続中の業務計画の一環として、農薬用途の有効成分41品目について潜在的な内分泌影響の評価を明確にまとめた(訳注:ピアレビューの)結論を公表している。それらのうち15品目は新しい有効成分であり、残りの26品目は、以前に認可された認可更新対象の有効成分である。我々は、15品目の有効成分についてハザード又はリスクに基づく懸念を特定した。残りの有効成分のうち2品目について、我々は懸念を確認するための追加試験を勧告したが、24品目については特定の懸念は見られなかった。 7. EFSAが一部の有効成分について「懸念」があるといった場合は、どうなるのか? JT:我々は、この作業について透明性のある評価をEC、欧州議会及びEU加盟国のリスク管理機関並びに利害関係者及び一般市民に提示するため、この作業に関する報告書を公表することにした。我々の報告書は、この領域(訳注:内分泌かく乱性の評価)におけるEFSAの貢献について手短に理解するのに役立つ。リスク管理機関は、我々の評価を検討し、更なる研究や使用規制等の措置が必要かどうかを決めることになる。 8. ECが(訳注:内分泌かく乱性の)判定基準を確定した場合には、EFSAはこれらの有効成分を再評価する必要があるのか? JT:ECが設定した確定基準が暫定基準と異なる場合には、我々はハザード評価の部分を更新する必要があるかもしれない。科学的な評価に関して、数件の結論は、追加知見の必要性を示しており、その追加知見が利用可能になった場合には、我々は評価を再審査することになる。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/150923 |
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