食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04320130294
タイトル 世界保健機関(WHO)、Q&A「食品中の残留農薬」を発表
資料日付 2015年8月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)はオンラインQ&A「食品中の残留農薬」を発表した。概要は以下のとおり。
Q:食品中の残留農薬が関係する健康リスクとは?
A:農薬は昆虫・真菌・雑草・その他の有害生物から作物を守るほか、蚊などの熱帯病媒介動物を駆除して、公衆衛生の保護にも役立っている。が、人体には有害である(発がん性、生殖機能、免疫・神経系への悪影響等)。考えられるあらゆる健康への影響を試験し、結果を分析し、ヒトへのリスクを評価して初めて使用認可が与えられる。
Q:「ハザード(危害)」と「リスク」の違いは?
A:農薬等の有害化学物質の健康影響に関する科学研究では、物質を発がん性(がんを生じ得る)、神経毒性(脳に障害を生じ得る)又は催奇形性(胎児に障害を生じ得る)に分類することができる。この分類過程を「ハザードの特定(hazard identification)」といい、これが「リスク評価」の第一歩となる。一例として、ヒトへの発がん性に従って物質を分類する、WHOの下部機関である国際がん研究機関(IARC)による分類がある。同じ物質でも用量が違えば作用も異なり、人がどれほどばく露するかで結果が変わる。また嚥下・吸入・注入など、ばく露経路の違いによっても結果が変わる。
Q:WHOが「ハザードの特定」と「リスク評価」を使い分ける理由は?
A:「ハザードの特定」は「リスク評価」の第一歩で、特に発がん性に関するIARCの分類ではそう言える。ある物質が発がん性ハザードとして分類されているということは、職業ばく露・環境ばく露・食物ばく露等を通じて一定レベルでばく露すれば、がんのリスクが増えることを意味する。FAO/WHO合同残留農薬会議(JMPR)が行う食品中の残留農薬リスク評価では、安全な摂取量が設定されている。国や国際機関(Codex Alimentarius委員会)では許容一日摂取量(ADI)を用いて、食品中農薬の最大残留基準値(MRL)を定めている。各国の行政機関はMRLを施行し、消費者が生涯中に摂取する食物を通じてばく露する農薬量が、有害影響を与えないように担保している。IARCによるハザードの特定とJMPRによるリスク評価は、相互に補い合う関係にある。例えば、ある物質の発がん性に関する研究からIARCが新たな確証を得た場合、要すればJMPRは、食品に使用されている当該物質の安全性について、評価(evaluation)や見直し(re-evaluation)を行う。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/features/qa/87/en/

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