食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04300600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、コバラミン(ビタミンB12)の食事摂取基準に関する科学的意見書を公表
資料日付 2015年7月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月9日、コバラミン(cobalamin)(ビタミンB12)の食事摂取基準(Dietary Reference Values: DRVs)に関する科学的意見書(2015年6月11日採択、64ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)からの要請を受けて、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、コバラミン(ビタミンB12)のDRVsを算定した。
2. NDAパネルは、コバラミンの栄養状態の生体指標、即ち血清中のコバラミン、ホロトランスコバラミン(holotranscobalamin: holoTC)、メチルマロン酸(methylmalonic acid: MMA)の各濃度及び血漿中の総ホモシステイン(total homocysteine: tHcy)濃度を組み合わせたものに基づくアプローチが、コバラミンのDRVsを算定する最適の手法と考える。NDAパネルは、(1)これらの指標におけるコバラミン欠乏状態のカットオフ値(訳注:検査結果の陽性と陰性を分ける数値)に関する不確実性、(2)利用可能なデータが限られているために平均必要量(Average Requirement: AR)を決めることができないこと、に留意する。成人において4μg/日以上のコバラミン摂取量が、十分なコバラミンの栄養状態を示す(1)健康な被験者から算出した基準範囲内のholoTC及びコバラミンの血清中濃度並びに(2)成人における(訳注:コバラミンの欠乏状態についての)カットオフ値を下回るMMAの血清中濃度及びtHcyの血漿中濃度と関連づけられる一貫した科学的根拠がある。
3. 従ってNDAパネルは、コバラミンの栄養状態の各種生体指標に関するデータに基づき、また、観察された平均摂取量(欧州連合(EU)加盟数か国の成人において4.2~8.6μg/日の範囲)を考慮に入れ、成人のコバラミンの目安量(Adequate Intake: AI) (※訳注)を4μg/日と設定する。乳児及び小児のAIsは、相対成長率(allometric scaling)を用い、また、成長係数を適用し、成人のAIから外挿することにより算出される。そのように推定したAIsは、生後7~11か月の乳児における1.5μg/日から15~17歳児における4μg/日の範囲である。
4. 妊娠期及び授乳期については、胎児組織におけるコバラミンの蓄積及び母乳へのコバラミンの移行に関連した追加のコバラミン摂取量を考慮し、妊婦及び授乳婦のAIsをそれぞれ4.5μg/日及び5μg/日と提案する。
 ※訳注:目安量とは、推定平均必要量・推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に設定される指標で、ある性・年齢層に属する人々が、良好な栄養状態を維持するのに十分な量である。
 更新した本意見書に反映されたコバラミン(ビタミンB12)ののDRVsに関する科学的意見書案に係る意見公募の結果についての技術的報告書(2015年7月6日承認、13ページ)は、以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/845e.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4150.pdf

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