食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04300320450 |
| タイトル | Eurosurveillance：「2014年オランダにおける高病原性鳥インフルエンザA(H5N8)ウイルス集団感染株の系統発生分析から提示された4件の別々の侵入及び1件の養鶏場間の伝播の証拠」 |
| 資料日付 | 2015年7月2日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | Eurosurveillance (Vol．20 , No．26 , 2015年7月2日)に掲載された論文「2014年オランダにおける高病原性鳥インフルエンザA(H5N8)ウイルス集団感染株の系統発生分析から提示された4件の別々の侵入及び1件の養鶏場間の伝播の証拠(Phylogenetic analysis of highly pathogenic avian influenza A(H5N8) virus outbreak strains provides evidence for four separate introductions and one between-poultry farm transmission in the Netherlands , November 2014)、著者R J Bouwstra(Central Veterinary Institute part of Wageningen UR , オランダ)ら」の概要は以下のとおり。 2014年のオランダの養鶏場における高病原性鳥インフルエンザA(H5N8)ウイルス株の系統発生分析から、互いに16～112キロ離れた農場での4件の集団感染は別々の侵入の証拠が、また第3、第4の集団感染が起きた550メートル離れた養鶏場では農場間伝播の証拠が提示された。更に、H5N8ウイルスの欧州の全株及び日本の2株が極めて近縁であり、2014年7～9月にかけてまん延した共通祖先に由来するとみられている。 調査結果からオランダの集団感染ウイルス株「Ter Aar」及び2014年のドイツが発端の集団感染株は共通の先祖を持つことが示された。更に、データから、オランダの集団感染ウイルス株は、2009年にアジア、主に中国でまん延したH5N8ウイルスに由来しており、これがその後韓国及び日本に広がり、最終的に欧州へ広がったことが示された。ウイルスの進化は日本と欧州で平行軌道を取って進んだとみられ、このことはH5N8ウイルスが渡り性水鳥の生息地のシベリアで鳥間で交換され、それらが渡り性水鳥によって欧州に運ばれたとする仮説を裏付けている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | Eurosurveillance |
| 情報源（報道） | Eurosurveillance |
| URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21174 |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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