食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04300120314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、母乳からグリホサートが検出されたとの報告を受け、見解を公表 |
| 資料日付 | 2015年6月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は6月30日、母乳からグリホサートが検出されたとの報道を受け、乳児が摂取した場合に健康影響が考えられるレベルを十分下回るとの見解を公表した(BfR情報提供 No.16/2015)。概要は以下のとおり。 連立与党の「90年連合/緑の党」(訳注:緑の党)は6月25日、検査機関が行ったある研究において、16の母乳検体から農薬有効成分グリホサートが検出されたとの報告書を提出した。この報告書はこの結果を「非常に懸念される」とした。BfR及び国立母乳栄養委員会(NSK)は、検出された値(最大で0.43ng/mL)は、健康上安全であると考える。公表された濃度では、新生児におけるグリホサート摂取量は、欧州連合(EU)が健康影響は無いとする値よりも4 ,000倍以上も低くなるであろう。 更に、検査に用いられた手法に関しても、大きな疑問がある。 NSK及びBfRは、不安を抱える母親らからの電話相談に対応する中で、授乳は乳児にとって引き続き最良の栄養であるとして市民の不安を取り除く助言を行っている。母親らに対しては、授乳を中止したりせずに、これまでどおり継続するよう呼びかけている。 メディアによれば、ある研究において、母乳16検体及び尿16検体からグリホサートが検出された。BfRは、分析手法及びサンプリング手法に関する元の研究及び方法論的な情報を十分に入手していない。従って、現在の入手可能なデータに関連した予備的見解しか出せない。 この研究ではエライザ法(ELISA)が用いられた。しかし、BfRの理解では、ELISAは水検体中のグリホサートの検出に用いられる手法であり、母乳検体の検査には適さない。脂質を含む基質に関する最も精度の高い手法(液体クロマトグラフ手法など)では、検出限界値は10ng/mLである。母乳から検出されたレベルは、この値を大きく下回っていたことから、この研究で用いられた試験手法に関する詳細な情報が分からなければ、評価はできない。 メディア報道では、母乳から検出されたグリホサートの濃度は、飲用水中の残留農薬の基準値である0.1ng/mLを超えていたと強調された。 ベビーフード中の残留基準値は、非加熱喫食用調理済み(RTE)製品で0.01mg/kg(10ng/g)である。即ち、この基準値は、メディアが引用した飲用水における基準値よりも、ざっと100倍高いことになる。 「乳及び尿中のグリホサート量に関する評価」(2015年6月26日付BfR情報提供 No.019/2015)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/349/evaluation-of-glyphosate-contents-in-breast-milk-and-urine.pdf 「乳及び尿中のグリホサート量に関する評価(2015年6月26日付BfR情報提供 No.019/2015)(ドイツ語、2ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/343/einschaetzung-zu-gehalten-von-glyphosat-in-muttermilch-und-urin.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2015/16/the_national_breastfeeding_committee_and_the_bfr_recommend_that_mothers_continue_to_breastfeed-194547.html |
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