食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04290580149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、小売段階における包装済水産製品に適用される温度の評価に関する科学的及び技術的支援に係る科学報告書を公表 |
資料日付 | 2015年7月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月1日、小売段階における包装済水産製品に適用される温度の評価に関する科学的及び技術的支援に係る科学報告書を公表した(48ページ、2015年6月22日承認)。 文献調査によって、包装済の生鮮水産製品に関連する危害要因を特定した。温度依存性の危害要因に特定されたのは、ヒスタミン生成、Listeria monocytogenes、Clostridium botulinum及びYersinia enterocoliticaであった。小売段階での保存及び輸送の間の細菌の増殖及びヒスタミンの生成を評価し、様々な保存条件のシナリオを評価するために、公表されている微生物増殖推定モデルを用いて好適増殖条件を推定した。 法定要件の温度を遵守しているか否かは、要件を客観的尺度に換算すること(今回の場合それは0℃としている)でのみ評価が可能である。温度及びヒスタミン生成や細菌増殖への影響のいかなる評価も、保存期間との関連性があって初めて意味をなすものである。 モデル化の結果、包装された生鮮水産製品は、0℃を超える冷蔵温度(例えば3~5℃)で、かつ、現行の欧州連合(EU)及び国際的規則を遵守して保存することが可能であることが示された。ヒスタミンについては、現行の温度要件が要求される一部の共通特性の水産製品でのモデル化の結果、賞味期限の時点でヒスタミン生成が100ppm(EU規則No 2073/2005の安全基準の低い方の基準値m)となると予想された。 上記の基本シナリオと同じような、賞味期限の時点でヒスタミン生成が100ppmとなるような条件に適う保存温度、賞味期間及び包装内のCO2濃度の組合せは幾通りもある。例えば、小売段階での温度が3℃の場合、以下の条件で100ppmに到達し得る:(1)賞味期間6日、包装内部CO2濃度 0%、(2)賞味期間7日、包装内部CO2濃度 20%、(3)賞味期間8日、包装内部CO2濃度 40%。特定された他の危害要因についても同様の推定が出された。 当該科学報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4162.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4162.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。