食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04290080301 |
| タイトル | 論文紹介:「発達初期の鉛のばく露及び成人になってからの刷り込み遺伝子(imprinted gene)調節因子のDNAのメチル化」 |
| 資料日付 | 2015年6月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Environmental Health Perspectives(6月26日電子版)に掲載された論文「発達初期の鉛のばく露及び成人になってからの刷り込み遺伝子(imprinted gene)調節因子のDNAのメチル化(Lead Exposure during Early Human Development and DNA Methylation of Imprinted Gene Regulatory Elements in Adulthood)、著者 Y. Li (Departments of Community and Family Medicine , Obstetrics and Gynecology , Duke University Medical Center , USA)ら」の概要は以下のとおり。 背景:発達初期の鉛のばく露は、未知のメカニズムによって神経発達障害を引き起こす。疫学的研究は、最近、鉛のばく露及びゲノムDNA全体のメチル化の関連を調べることに的を絞ってきた。しかしながら、そのような方法では、ヒトの疾病リスク(disease risk)を変化させる可能性のある遺伝子座の特定は不可能である。 目的:今回の研究の目的は、母体、出生後及び幼児期(early childhood)の鉛のばく露が、代謝、発育及び発達に関与する刷り込み遺伝子の対立遺伝子の片方の遺伝子発現(monoallelic expression)を調節するメチル化可変領域(the differentially methylated regions:DMRs)を変化させるかどうかを調べることである。 方法:シンシナティ鉛スタディ (Cincinnati Lead Study)に参加した64名の女児及び41名の男児の合計105名の出生時から生後78か月までの質問表のデータ及び連続した血中鉛濃度を得た。成人になってから、末梢血白血球中のDNAを用い、Sequenom社のEpiTYPER assayを使用して、22種類のヒトの刷り込み遺伝子のDMRsにおけるCpGメチル化を定量した。線形回帰を使用して統計分析を行った。 結果:出生時から生後78か月までの平均血中鉛濃度は、PEG3遺伝子のDMRメチル化の有意な減少と、女性よりも男性においてより強く、関連していた。また、平均幼児期血中鉛濃度の上昇は、IGF2遺伝子及びH19遺伝子のDMRメチル化の有意な減少と、男性よりも主に女性で、関連していた。新生児の時の血中鉛濃度の上昇は、性別に拘わらず、PLAGL1遺伝子及びHYMAI遺伝子のDMRメチル化の増加と関連していた。累積した(cumulative)鉛ばく露量とCpGメチル化間の関連性の強さは、生後30か月から78か月までは、変化ないままであった(remained unaltered)。 結論:今回の知見は、幼児期の鉛のばく露が、結果として、PEG3遺伝子、IGF2遺伝子及びH19遺伝子並びにPLAGL1遺伝子及びHYMAI遺伝子のDMRsにおいて、性別に依存した及び遺伝子特異的なDNAメチル化の違いを生じるという、科学的知見を提供した。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Environmental Health Perspectives |
| URL | http://ehp.niehs.nih.gov/1408577/ |
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