食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04290050149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の塩素酸塩の存在に関連した公衆衛生に対するリスクについて科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2015年6月24日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月24日、食品中の塩素酸塩(chlorate)の存在に関連した公衆衛生に対するリスクについて科学的意見書(2015年6月3日採択、103ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会(EC)からの要請を受けて、EFSAの「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)は、食品中の塩素酸塩の存在に関連した公衆衛生に対するリスクを評価した。食品中の塩素酸塩の存在は、食品処理用の塩素処理水の使用及び食品加工器具の消毒によって生じる可能性がある。 2. 塩素酸塩に対する慢性ばく露の臨界影響として、ヨウ素の取り込み阻害が特定された。過塩素酸塩(perchlorate)のこの影響から算定した過塩素酸塩の耐容一日摂取量(TDI)の0.3 μg/kg体重/日をみなし代用(read-across)に用いる(塩素酸塩の低い作用能(the lower potency)を考慮して補正係数10を乗じた)ことにより、塩素酸塩のTDIは、3μg/kg体重/日と設定された。塩素酸塩の急性ばく露の臨界影響(critical acute effect)として、メトヘモグロビンの形成が特定された。塩素酸塩の急性参照用量(ARfD)は、比較対照臨床試験における塩素酸塩の無作用量(NOEL)から36μg/kg体重と算定された。 3. 青年(訳注:10歳以上18歳未満)及び成人(訳注:18歳以上65歳未満)の年齢群の慢性ばく露量は、TDIを超えていなかった。しかし、全ての調査での「乳児(訳注:1歳未満)」及び「幼児(訳注:1歳以上3歳未満)」並びに一部の調査での「その他の小児(訳注:3歳以上10歳未満)」における(訳注:慢性ばく露量の) 95パーセンタイル値は、TDIを超えていた。特にヨウ素欠乏症が軽度から中程度である若齢群において、慢性ばく露量が懸念される。全ての年齢群において、急性ばく露量の平均値及び95パーセンタイル値は、ARfD未満であり、懸念は示されなかった。 4. 食品業界の現行の業務慣行に基づき、仮定として全ての食料品及び飲料水に0.7mg/kgの残留基準値(MRL)を当てはめても、急性ばく露量又は慢性ばく露量及び関連したリスクは、わずかしか減らない。一日に摂取する全ての食品及び飲料水の塩素酸塩濃度を0.7mg/kgと仮定すると、急性ばく露量は約5倍に増え、また、「乳児」及び「幼児」の推定ばく露量の平均値並びに「その他の小児」及び「成人」の推定ばく露量の95パーセンタイル値がARfDを超えることになる。 当該意見書に関する報道発表資料は、以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/150624a.htm CONTAMパネルによる当該意見書とドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)による多様な植物性食品中の塩素酸塩残留物の健康影響評価の間の相違に関するEFSAとBfRの共通理解を反映させた共同文書(2015年6月15日合意、3ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/biohazscdocs/docs/4135ax1.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4135.pdf |
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