食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04280660450 |
| タイトル | Eurosurveillance:「1998~2012年に北欧諸国で発生した水媒介集団感染症」 |
| 資料日付 | 2015年6月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Eurosurveillance (Vol.20 , No.24 , 2015年6月18日)に掲載された論文「1998~2012年に北欧諸国で発生した水媒介集団感染症(Waterborne outbreaks in the Nordic countries , 1998 to 2012)、著者B. Guzman-Herrador (Norwegian Institute of Public Health , ノルウェー)ら」の概要は以下のとおり。 1998~2012年のデンマーク、フィンランド、ノルウェー及び1998~2011年のスウェーデンにおける集団感染症全国サーベイランスシステムによると、全部で85 ,995人の患者が発生した175件の水媒介集団感染症が発生していた。この期間に毎年4~18件の集団感染の届出があった。集団感染はいずれの国でも年間を通して発生していたが、6~8月に最も多かった(n=75/169、44%)。カリシウイルス科のウイルス及びカンピロバクターによるものが最も多く、原因が分かっている集団感染123件中それぞれ51件(41%)、36件(29%)となっている。寄生虫(ジアルジア、クリプトスポリジウム)による集団感染の件数は少なかったが、およそ53 ,000人が感染するという調査期間中の最大規模の集団感染となっていた。 原因となった水源が分かっている集団感染(n=163)中の124件(76%)は、地下水に関連していた。大半の集団感染(n=130/170、76%)は、感染者が少人数で(1件当り100人未満)、各戸の給水設備に関連していた。一方、11件の集団感染(6%)では、1件当り1000人以上の感染者が出ていた。この規模の集団感染は稀ではあるが、特に寄生虫に対する更なる注意、水処理方法の是正、配給水体制の油断ない管理及び維持の必要性が明らかになった。 最大規模の集団感染はノルウェーとスウェーデンで発生していた。ノルウェーでは2004年に、ベルゲン市で約6 ,000人がジアルジアに感染する事例が発生している。市内の水道に、下水管から漏れ出た塩素処理のみの殺菌不十分な水が混入したことが原因であった。スウェーデンでは2010年末に、エステルスンドにてクリプトスポリジウムによりおよそ27 ,000人の感染者が発生した。これまでで欧州最大の集団感染である。原因の一つとして、数戸からの下水が直接川に入り、飲用水の取水源である湖に流れ込んだことが考えられる。その半年後にもスウェーデンのスケレフテアにおいて、クリプトスポリジウムにより約20 ,000人の感染者が発生した。原因は不明だが、エステルスンドの事例に一部関連していると考えられている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance |
| URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21160 |
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