食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04280450343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、オート・サヴォワ県でのボツリヌス菌による家族内感染に関する調査報告を発表 |
資料日付 | 2015年6月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は6月15日、オート・サヴォワ県でのボツリヌス菌による家族内感染に関する調査報告を発表した。 2014年8月6日、ローヌ・アルプ地域圏保健局(ARS)の衛生監視管理部にオート・サヴォワ県在住の4人家族のうち3人のボツリヌス菌感染の疑いが報告された。3人の患者は同じ症状を呈しアルプレマン病院の緊急外来で診察を受けた。入院には至らなかった。また4人目の疑い例として、数日後この家族の友人の1人の届出があった。これらの報告の確認後、ボツリヌス症は重症化する恐れがあることから、この感染事例を受けて公衆衛生への警戒の必要があり、InVSの地方部とARSは調査の実施に至った。 3人の患者の微生物学的検査によってB型ボツリヌス毒素が確認され、今回の4人の感染事例はB型ボツリヌス毒素による汚染と関連があると結論付けた。 地方及び国全体で感染の流行が確認されず(ボツリヌス症は直ちにARSへ報告することが義務づけられている)この家族ら以外の感染者はいないことから、ある区域に広く流通する可能性のある工業生産された食品汚染が原因であるとは考えにくい。一方、家庭で作られる手作りの食品の汚染は頻繁に発生する汚染原因で、直ちに調査対象となった。 生ハムによる汚染の仮説が、家族の食事の残飯の分析から立証された。患者の血清中に検出されたのと同じB型ボツリヌス毒素及びボツリヌス菌が生ハムの検体からのみ検出された。 ボツリヌス菌による肉の汚染は豚のと畜もしくはハムの調理過程で発生したと考えられる。豚は家族がと畜したが、十分な衛生条件を確保できる経験と設備があったかどうかは分からない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Bulletin-de-veille-sanitaire/Tous-les-numeros/Rhone-Alpes/Bulletin-de-veille-sanitaire-Rhone-Alpes-Mai-2015 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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