食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04280440450
タイトル Eurosurveillance:「2015年2月の英国における市販豚肉からの家畜由来メチシリン耐性黄色ブドウ球菌CC398の検出」
資料日付 2015年6月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Vol.20
, No.24
, 2015年6月18日)に掲載された論文「2015年2月の英国における市販豚肉からの家畜由来メチシリン耐性黄色ブドウ球菌CC398の検出 (Detection of livestock-associated meticillin-resistant Staphylococcus aureus CC398 in retail pork
, United Kingdom
, February 2015)、著者N. F. Hadjirin(University of Cambridge
, 英国)ら」の概要は以下のとおり。
 クローナルコンプレックス(clonal complex
, CC)398に属する家畜由来メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(LA-MRSA CC398)は多くの国々で人獣共通感染症の重大な原因となっている。ここでは、英国の農場由来の市販食肉検体からLA-MRSA CC398が分離されたことについて記述する。調査の結果、当該系統が英国の養豚農場に定着していること、また英国における家畜からヒトへのLA-MRSA CC398の潜在的な感染経路を示すことが明らかになった。
 これは英国での市販食肉製品におけるLA-MRSA CC398株に関する初の記述である。当結果から、幅広い宿主種にコロニー形成が可能な人獣共通感染の可能性をもつ系統が存在し、このことがヒトの健康及び動物衛生の双方にとって深刻であることが明らかになった。さらにヒトのフードチェーンにLA-MRSA CC398が存在することは、動物との直接接触によるリスクに加えて、家畜からより広範囲のヒトへ薬剤耐性が伝播する可能性のある経路があること、そして直接家畜と接触する経路だけではないことを示している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21156
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