食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04271130482
タイトル 香港食物環境衛生署食物安全センター、食品安全ニュース(2015年第1期)を公表
資料日付 2015年6月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  香港食物環境衛生署食物安全センターは、食品安全ニュース(2015年第1期)を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 特集:食用植物中の自然毒
 レクチン、トリプシンインヒビター、青酸配糖体、グリコアルカロイドについて解説するとともに、食品別に自然毒、中毒の予防法を示した表を掲載している。
(1)インゲンマメ、赤インゲンマメ、白インゲン豆
自然毒:レクチン
中毒の予防法:豆を水によく浸してから、沸騰した湯で十分に煮る。生や加熱不十分の豆でサラダを作ってはならない。缶詰の豆は高温で処理されているので安全に食用できる。
(2)ダイズ
自然毒:トリプシンインヒビター
中毒の予防法:豆を水によく浸してから、沸騰した湯で十分に煮る。
(3)苦杏仁(bitter apricot kernels)、タケノコ、キャッサバ、亜麻仁、モモの種、スモモの種、サクランボの種
自然毒:青酸配糖体
中毒の予防法:植物の皮を剥いて水に浸し、小さく切ってから沸騰した湯で十分に煮ると毒素を有効的に減らすことができる。乾熱で加熱する場合や少しの水で調理する場合は少量を食べること。
(4)ジャガイモ
自然毒:グリコアルカロイド
中毒の予防法:発芽したもの、緑色に変色したもの、傷があるものは購入・食用を避ける。
(5)ギンナン
自然毒:4’-メトキシピリドキシン
中毒の予防法:生のギンナンは決して食べてはならず、沸騰した湯で十分に煮なければならない。特に子供は少量を食べること。
(6)生鮮キンシンサイ(金針菜)
自然毒:コルヒチン
中毒の予防法:日干ししたキンシンサイは安全に食用できる。
(7)キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、カラシナ、カブ
自然毒:甲状腺腫誘発物質
中毒の予防法:沸騰した湯で加熱すれば毒素の含有量を減らすことができる。
2. 読者のコーナー
(1)味覚に騙されないで ソース類中の塩と砂糖に注意
(2)安全なサラダ作りのヒント
3. Q&A:食品はエボラウイルスを伝播するか?
4. 真相と誤解:有機食品は一般の食品より健康的?
 英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsb_201501.html
地域 アジア
国・地方 香港
情報源(公的機関) 香港食物環境衛生署食物安全センター
情報源(報道) 香港食物環境衛生署食物安全センター
URL http://www.cfs.gov.hk/sc_chi/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsb_201501.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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