食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04270940105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、動物衛生飼料指示書に係る最終規則を発表
資料日付 2015年6月2日
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概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は6月2日、動物衛生飼料指示書(VFD:Veterinary Feed Directive)に係る最終規則を発表した。概要は以下のとおり。
 VFD最終規則は、食品生産動物に対する抗菌性物質の良識ある使用促進を目的とし、動物の健康保全に必要な場合にのみ、獣医師の監督下で抗菌性物質を使用するというFDAの基本方策の肝要な一部をなす。最終規則は、VFD薬品(飼料への添加を所期の用途とし、獣医師の監督を必要とする動物用医薬品)を使用するための承認プロセスについて概説するとともに、全米の獣医師に対し、当該目的で必要とされる場合に、医学的に重要な抗菌性物質の使用を認めるための理論構成(framework)を示している。最終規則では、獣医師が引き続きVFDを交付することを義務づけている。
 このようなFDAの措置は、抗菌性物質を食品生産動物に対していかに合法的に使用できるかという点で、抜本的改革への重要なステップとなる。FDAは2013年12月、飼料や水に添加する医学的に重要な抗菌性物質を製造している動物用医薬品メーカー向けに、ガイダンスを発表した。ガイダンスでは、動物の成長促進に当該医薬品を使用できることを謳った表示を自発的に取りやめ、治療目的で使用するときにも獣医師の監督を要する旨、表示内容を変更するよう要請した。関係する全メーカーがこの方針に協力する旨の同意書を提出した。
 訳注:動物衛生飼料指示書(VFD)は、動物の所有者・飼育担当者がVFD薬品含有飼料を購入・使用できるようにするための許可書で、各州の有資格獣医師が交付する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/AnimalVeterinary/NewsEvents/CVMUpdates/ucm448620.htm
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