食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04270410343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、ピカルディ地域圏の野兎病の急激な増加に関する報告書を発表
資料日付 2015年5月18日
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概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は5月18日、ピカルディ地域圏の野兎病の急激な増加に関する報告書を発表した。
 野兎病菌(Francisella tularensis)は外的環境(水、土壌、動物の死がい)中に、とりわけ低温で数週間生存し、更に特別な条件(汚染した状態で冷凍保存した肉)では数年間生存する。野兎病菌は野生のげっ歯類(ハタネズミ、ノネズミなど)とマダニに生息する。ノウサギとマダニがヒトへの主な感染媒介である。ヒツジ、ネコ及びイヌのような飼われている動物が宿主となるのは稀だが人への感染源となり得る。
 フランス本土では2008年に野兎病発生率が最高値を示した後、百万人に1人以下で安定している。一方、ピカルディ地域圏では2010年以降上昇を続け、2014年にはフランス本土(百万人中0.78人)の6倍に達した(百万人中4.68人)。
 ピカルディ地域圏で2014年、ヒト及びノウサギにおいて野兎病が急激に増加した。地理的な密集地は見られなかった。狩りと解体によるノウサギとの直接的な接触が急激な上昇の原因である。
 野兎病菌への感染防止のため、ノウサギやげっ歯類のような動物の死がいとの接触を避け、野兎病が発生する地域では野生動物の肉はしっかり火を通す。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Bulletin-de-veille-sanitaire/Tous-les-numeros/Nord/Bulletin-de-veille-sanitaire-Picardie.-N-1-Avril-2015
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