食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04261440305
タイトル 欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)、2012年の欧州連合(EU)域内における反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査に関する報告書を公表
資料日付 2013年10月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)は10月9日、2012年の欧州連合(EU)域内における反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査に関する報告書(65ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 EU加盟28か国が、牛、めん羊及び山羊のTSE検査に関する情報を提供した。クロアチアは初の参加となる。またノルウェーも自国のTSE検査プログラムに関する情報を提供した。
1. 牛
(1) BSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2012年、EU加盟28か国で牛計4
,795
,332頭が検査され、牛18頭が陽性であった。
 BSE確定症例18頭全頭は、加盟国の任意で識別検査に提出された。検査で定型BSE11頭、非定型BSE(H型)1頭、非定型BSE(L型)6頭が確認された。
(2) リスク牛1
,037
,397頭及び食用の健康と畜牛3
,757
,089頭が迅速検査法で検査された。101頭がBSE症例と疫学的関連性のある動物の殺処分の枠組みにおいて検査された。745頭はパッシブサーベイランス(公式にBSE疑似患畜として報告された牛)の枠組みにおいて検査された。
 陽性症例は100%アクティブサーベイランス(リスク牛、健康と畜牛及び殺処分牛の検査)で検出され、パッシブサーベイランスで検出されたものは0%であった。
(3)ベルギー、ブルガリア、チェコ、デンマーク、ドイツ、エストニア、ギリシャ、クロアチア、イタリア、キプロス、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、ハンガリー、マルタ、オランダ、オーストリア、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、フィンランド及びスウェーデンにおいてBSE症例は検出されなかった。2012年のBSE症例数及び検査された動物の有病率は、2011年と比べてそれぞれ36%及び15%減少した。
2. めん羊及び山羊
(1) TSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2012年はEU加盟28か国でめん羊計358
,850頭及び山羊計135
,175頭が検査され、めん羊936頭及び山羊1
,208頭が定型スクレイピー陽性であった。
(2) めん羊358
,683頭がアクティブサーベイランスで検査され、167頭がTSE疑似患畜として公式に報告されたため臨床検査が実施された。山羊においては133
,699頭がアクティブサーベイランスで検査され、1
,476頭がTSE疑似患畜であった。
(3) 2012年に確認されためん羊及び山羊におけるTSE症例、それぞれ488頭及び104頭が識別検査された。いずれの患畜群からもBSEは確認されなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)
URL http://ec.europa.eu/food/food/biosafety/tse_bse/docs/annual_report_tse2012_en.pdf
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