食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04260480149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、内分泌活性物質類及び非単調用量反応に関する取組等について紹介
資料日付 2015年5月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月20日、内分泌活性物質類(endocrine active substances)及び非単調用量反応(non-monotonic dose response)に関するEFSAの取組等について紹介する報道発表資料を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは現在、(1)内分泌活性物質類の分野における科学的知識、(2)非単調用量反応やリスク評価における生物学的関連性などの重複する問題に関する科学的知識を開発する多数の取組に関与している。このような作業は、内分泌かく乱物質(endocrine disruptors)の定義を提示したEFSAによる2013年の科学的意見書をフォローアップするものである。
2. 内分泌活性物質類は、正常なホルモン活性と相互作用する可能性がある又は正常なホルモン活性に干渉する可能性がある化学物質類である。2013年3月の科学的意見書において、EFSAの科学委員会は、世界保健機関(WHO)による内分泌かく乱物質の定義(その物質が内分泌系と相互作用した結果として又は内分泌系に干渉した結果として、悪影響を引き起こす可能性があるという合理的な科学的根拠があるもの)を追認した。
3. EFSAは既に2012年6月、低用量作用の仮定について議論するため、世界中から主要な科学者らを集めた科学的専門家会議を開催した。EFSAは2013年6月、食品安全の分野におけるヒトのリスク評価のための物質の非単調用量反応に関する利用可能なすべてのデータ及び試験の批判的検証を委託することにより、この作業をフォローアップした。この調査事業は、フランス及びオーストリアの食品安全機関(フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)及びオーストリア保健・食品安全局(AGES))並びにスウェーデンのカロリンスカ研究所 (Karolinska Institute)に委託され、継続中であり、2015年末までに終了する予定である。
4. 内分泌かく乱物質に関する2013年の意見書のための科学委員会の議論中に、二次的なものとして、EFSAの専門家らは、リスク評価に用いる領域横断的ないくつかの概念(該当する領域のEFSAの業務に影響を与える)に関する手引きが必要であると結論づけた。特に、生物学的な関連性に関する手引きは、リスク評価のために利用可能なデータの有用性に関する決定に専門家の判断をどのように用いるかについてさらに明確にし、共通理解の形成を目的としたものである。この手引きは、科学委員会の内分泌かく乱物質の意見書に関する議論中に出てきた、リスク評価における「有害性(adversity)」についての問題に明確に取り組むことになる。一例をあげれば、生物(例えば、実験動物)において観察された作用が、有害なものであるか或いは単に適応反応であるか? 利用可能なデータ(例えば、試験結果)をヒト又は評価中である別の特定の人口集団に外挿することができるか?
5. EFSAの科学者らは、この分野におけるEFSAの関与を継続しつつ、「内分泌かく乱物質」を特定する基準について議論する6月1日開催の欧州委員会(EC)の会議に参加する予定である。EFSAの科学委員会委員長のAnthony Hardy教授は、EFSAの業務に関する見識を更に提供するため、このEC主催の会議に出席する予定である。農薬の評価に関与しているEFSAの科学者らも、自分たちの専門領域から得た知識を発表する。また、EFSAは、欧州議会における関連するフォローアップ会合に参加する予定である。
 ヒトのリスク評価のための物質の非単調用量反応の検証を委託した案件の進捗状況は、以下のURLで閲覧可能。
http://registerofquestions.efsa.europa.eu/roqFrontend/questionsListLoader?mandate=M-2013-0206
 実験研究及びヒト研究から、健康への有害影響の生物学的関連性を特定するための手引書作成の進捗状況は、以下のURLで閲覧可能。
http://registerofquestions.efsa.europa.eu/roqFrontend/questionsListLoader?mandate=M-2014-0294
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/150520.htm

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