食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04260450301 |
| タイトル | 論文紹介:「乳腺細胞のDNA損傷及び細胞増殖における低用量ビスフェノールA(BPA)の影響:c-Mycの役割」 |
| 資料日付 | 2015年5月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Environmental Health Perspectives (2015年5月1日電子版)に掲載された論文「乳腺細胞のDNA損傷及び細胞増殖における低用量ビスフェノールA(BPA)の影響:c-Mycの役割 (Effects of Low-Dose Bisphenol A on DNA Damage and Proliferation of Breast Cells: The Role of c-Myc)、著者D. Pfeifer (Division of Gynecologic Oncology , Department of Obstetrics and Gynecology , Stanford University School of Medicine , USA)ら」の概要は以下のとおり。 背景:ヒトは、プラスチック製の消費者製品及びBPAを含んだ歯科用シーラント由来で低用量のBPAにばく露する。高用量のBPAばく露後、乳腺に対する影響を調べた数多くの研究がなされてきたが、研究の知見は一致しない。更に、メカニズムについての研究が不足している。 目的:今回の研究の目的は、乳腺の細胞における低用量のBPAの影響及びメカニズムを調べることである。 方法:筆者らは、コメットアッセイ及び免疫蛍光染色法を使用して、BPAのばく露の後に続くDNA損傷並びに細胞数測定及び3次元培養を使用して、細胞増殖に対する影響を調べた。筆者らは、BPAの影響の制御(regulating BPA effects)における、c-Mycの役割を明らかにするため、DNA損傷のマーカーの発現及び免疫ブロット法による細胞周期調節因子を調べ、siRNA介在遺伝子サイレンシングを行った。 結果:低用量BPAは、エストロゲン受容体α陰性(Erα-negative)の乳腺細胞において、著しくDNA損傷を促進し、c-Myc及び他の細胞周期制御たん白質を上方制御し(upregulated)、同時に、細胞増殖を誘導した。c-Mycのサイレンシングは、これらBPAによって誘導された細胞的事象を減少させた(diminished)。このことは、c-Mycが、乳腺細胞におけるDNA損傷及び細胞増殖で、BPAの影響の制御に必須であることを示唆している。 結論:低用量BPAは、Erα-negativeの乳腺細胞において、c-Myc依存性の遺伝毒性及び細胞分裂促進作用の影響を与える。これらの知見は、乳腺細胞における低用量BPAの有害影響の重要な科学的根拠をもたらす。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Environmental Health Perspectives |
| URL | http://ehp.niehs.nih.gov/1409199/ |
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