食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04251030149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、2016年の運営計画及び予算・人員編成計画書(暫定版)を公表
資料日付 2015年4月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月7日、EFSAの2016年の運営計画及び予算・人員編成計画書(暫定版) (Preliminary Annual Management Plan
, Budget and Establishment Plan 2016、21ページ)を公表した。2016年におけるEFSAの業務及び運営資源(予算及び人員)に関する計画を示したもので、業務に関する概要は以下のとおり。
1. 科学的助言と提供及びリスク評価手法
 科学委員会は、リスク評価における不確実性の表現に関する手引きを完成させる予定である。科学委員会は、 (1)証拠の重み付け及び生物学的関連性、(2)ヒトの食事経由及び非食事経由ばく露量評価の調和化、(3)化学的ハザードに対する複合ばく露の評価、及び(4)同等性試験における方法論的な問題に関する手引きの作成を継続する。
 新しい動物衛生法令上動物疾病の分類及び優先順位付けに関連した特定のテーマに関する欧州委員会(EC)からの諮問が2016年に予定されている。「生物学的ハザードに関する科学パネル」(BIOHAZパネル)は、食品照射、食品媒介人獣共通感染症、伝達性海綿状脳症(TSE)/牛海綿状脳症(BSE)及び薬剤耐性などの食品衛生の分野における業務(現在進行中及び新規の案件)について作業を続ける。
 「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)は、食品及び飼料中の薬理有効成分、自然毒、環境汚染物質及び加工汚染物質に関する意見を求める新しい諮問に対応する。食事摂取基準に関する作業は、残っている微量栄養素類に焦点を当て、2016年も継続する。「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、ベビーフードなどの栄養製品に関連した一般的な助言を提供する予定である。
2. 規制対象製品の科学的評価
 EFSAは、 (1)利害関係者向け説明会の開催、(2)WEBサイト上からの申請、(3)内部の作業工程の調和化及び最適化、(4)EFSAが受理する規制対象製品のすべての申請書の受付、登録及び完備性確認の一元化など規制対象製品の分野におけるサービスの提供をさらに進める。
3. データ収集、科学協力及び連絡体制
 EFSAは、 (1)外部委託のしやすさの向上、(2)共同事業に関する同意、(3)各国の連絡体制への支援、(4)各国の食品機関と協力したフェローシッププログラムを通じた訓練機会のより一層の創出、(5)欧州連合(EU)のリスク評価に関する協議事項の実施によって、EUの強力なリスク評価共同体を形成するための「科学協力ロードマップ2014~2016年」の実施を継続する。
4. コミュニケーション及び対話
 効果的なリスクコミュニケーションのためのEFSAの手法を向上させる努力を2016年も継続する。その主な取組は、リスクコミュニケーションにおける経験について議論し、情報交換を行う国際的な意見発表の場を作ることである。リスク評価における不確実性の伝え方に関する手引きも2016年に出される予定である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/doc/pamp16.pdf
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