食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04250470149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の化学物質に関するデータ収集の一般向け概要年報2015を公表 |
資料日付 | 2015年4月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月14日、食品中の化学物質に関するデータ収集の一般向け概要年報2015(24ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 序言 我々の食品中の化学物質は、主として無害であり、多くの場合において望ましいものである。例えば、炭水化物、たん白質、脂肪及び繊維などの栄養素は化合物から構成されている。これらの化学物質は、バランスの取れた食事及び我々の食経験の両方に貢献している。化学物質は、フードチェーンにおいて自然に発生し、また、農業や食品の加工及び輸送の結果としても生じる。 1. 食品中の化学物質の安全な濃度 しかし、化学物質は、様々な毒性学的性質を有する可能性があり、その一部はヒト及び動物に影響を引き起こす可能性がある。科学者らは、食品中のこれらの化学物質の安全な濃度を設定することで、これらの物質の考えられる有害な影響から人々を守るために役立つ。安全な濃度は、化学物質の一回限りの又は短期間の大量摂取(「急性ばく露」)又は体内における時間をかけた蓄積(「慢性ばく露」)に適用されることがある。 2. 食品中の化学物質の欧州連合(EU)規模のモニタリング(継続監視) 植物、動物、食品及び飲料中の化学物質の濃度に関する情報を収集、監視及び分析する取組が欧州の全域で行われている。このような業務は、各国の機関や欧州の機関が現場の状況を把握し、また、既存の管理策の効果を測定するのに役立つ。 EFSAは、この分野における諸活動の情報ハブとして機能しているため、「食品中の化学物質」に関する一般向けの年報を作成するよう欧州委員会(EC)から依頼された。この年報は、EFSAの役割にスポットを当て、EFSAの所見と、メディアによって時々行われる食品中の化学物質の報道の仕方を結びつける。 この年報は、ECの要請に応じて、この分野におけるEFSAの業務の全体的な概要ではなく、ある限定した期間における食品中の化学物質の存在量に関するEFSAのデータ収集活動から対象を絞り込んだものについて報告する。EFSAの食品中の残留農薬に関する年次報告及び動物及び食品中の動物用医薬品の残留物に関する報告を、「食品中の化学物質」年報の毎号に掲載する予定である。これら中心となるテーマに加え、食品中から時に見いだされる特定の化学汚染物質の存在濃度に関する特別報告書の概要が補足される。 今般の第1号は、EFSAの2014~2015年の最新のデータ収集作業すなわち2件の年次報告(残留農薬及び動物用医薬品の残留物)、及び同じ期間に公表された2件の特別報告書:(1)食品及び飲料水中のヒ素(arsenic)、(2)蒸留酒類中のカルバミン酸エチル(ethyl carbamate)の概要を掲載している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/doc/chemfood15.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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