食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04240270149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ヒトのリスク評価に用いる化学混合物のトキシコキネティクス的相互作用及びトキシコダイナミクス的相互作用に関するデータの収集を外部委託した科学的報告書を公表
資料日付 2015年3月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月31日、ヒトのリスク評価に用いる化学混合物のトキシコキネティクス(毒物動態学)的相互作用及びトキシコダイナミクス(毒物力学)的相互作用に関するデータの収集を外部委託した科学的報告書(2014年12月8日承認、85ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 多種の化合物への複合ばく露によるヒトのリスク評価に用いる調和のとれた用語、手法及び枠組みを開発する必要性が高まっている。EFSAでは、特に農薬及び汚染物質の分野における若干の取組に既に着手している。本事業は、科学的根拠に基づくハザード評価に資するため、多種の化合物の複合作用に関する定量的知見の提供を目的とした。
2. 第一段階は、広範な文献検索又は系統的レビューの方法を用いて、選択した化合物間において考えられる相互作用に係る薬物動態学的(Pharmacokinetic: PK)知見又は毒物動態学的(Toxicokinetic: TK)知見、及び薬力学的(Pharmacodynamic: PD)知見又は毒物力学的(Toxicodynamic: TD)知見の記録及び収集であった。(1)大部分は2つの成分を含む混合物の医薬品(主要な代謝経路の基質剤及び既知の阻害剤や誘発剤)について、また、(2)食品安全に関連した規制対象の主要な化合物類及び汚染物質類について、in vivoのPDデータ又はTDデータ、並びにin vitro及びin vivoのPKデータ又はTKデータが収集された。その後、すべてのデータは、TK特質及びTD特質の両方について相互作用の大きさ並びに各混合物間のばらつきを定量するため、メタ解析を介して統合された。
3. 本報告書は、全体的に、代謝の相互作用及び毒性学的な相互作用の大きさをそれぞれ定量するため、多種の化合物のヒトにおけるTK及びTDの両側面に係る系統的データ収集の適用について説明する。
4. 多種の化合物によるヒトへのハザードの評価における、そのような相互作用の大きさ及びばらつきに関するデータを統合するため、さらに解析することを推奨する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/711e.pdf
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