食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04240150314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、欧州連合(EU)によるグリホサートの認可過程における役割を終えた旨を公表
資料日付 2015年4月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月2日、欧州連合(EU)によるグリホサートの認可過程における役割を終えた旨を公表した(2015年4月2日付け BfR情報提供No.008/2015)。概要は以下のとおり。
 2015年2月、BfRによるグリホサートの評価に関する報告書の改訂版が、欧州食品安全機関(EFSA)の専門家会議で話し合われた。この報告書は、その後BfRにより再度見直しが行われた。再改訂版は、複数の事例をより明確に説明するための新たな修正及び新たな評価データで構成されている。
 4月1日、BfRは、補足された改訂版を、EFSAに提出するために連邦消費者保護・食品安全庁 (BVL)に提出した。これにより、EUによるグリホサートの認可過程におけるBfRの貢献は完了した。
 現在継続中の評価過程はEFSA主導で行われており、今後、BfRはいかなる意見書の提出も行わず、評価過程に介入しない。
 BfRは、今回の報告書と共に、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)によるグリホサートの発がん性の可能性に関する評価についての予備評価書も提出した。
 BfRは、グリホサートの評価に関する報告書の作成担当国として、IARCによるモノグラフに関して見解を述べるのは適切ではないと考える。代わりに、全EU加盟国が、IARCによるモノグラフの評価に携わるべきである。BfRは、IARCによるモノグラフについては、今後EFSA又は欧州委員会(EC)が詳細な評価を行うよう提言する。
 さらに、IARCによるモノグラフの完全版は、入手可能となり次第、EFSA主導のEUの専門家パネルで精査され、その結果は、EUレベルの評価書の改訂版に盛り込まれるべきである。加えて、グリホサートの分類の最終的な管轄当局である欧州化学品庁(ECHA)が、ごく早い段階で議論に参加すべきである。
 BfRは、グリホサートの評価に携わる全ての関係者、WHOパネル、IARC及びFAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR)、及びEUにおける担当当局であるEFSA及びECHAが、ECによる今後のグリホサート更新認可の前に、議論の余地のあるこの問題について、矛盾を解決するため議論を行うべきであると、断固として(emphatically)提言する。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/bfr-contribution-to-the-eu-approval-process-of-glyphosate-is-finalised.pdf
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