食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04220040301
タイトル 論文紹介:「無機ヒ素にばく露した子供における血圧、左室形態及び収縮機能」
資料日付 2015年2月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Environmental Health Perspectives(2015年2月27日電子版)に掲載された論文「無機ヒ素にばく露した子供における血圧、左室形態及び収縮機能(Blood Pressure
, Left Ventricular Geometry
, and Systolic Function in Children Exposed to Inorganic Arsenic)、著者C. Osorio-Yanez (Departamento de Toxicologia
, Centro de Investigacion y de Estudios Avanzados del IPN
, Mexico)ら」の概要は以下のとおり。
 背景:無機ヒ素(iAs)は、世界中の地下水に存在する、どこにでもある元素である。成人集団について、iAsのばく露に関連した心臓血管系の影響は、幅広く研究されてきた。子供について、無機ヒ素に関連した心臓血管系の疾患に的を絞った疫学研究は数少ない。今回の研究は、子供における、iAsのばく露、血圧(BP)並びに機能的及び解剖学的心エコー因子の間の関連を調べた。
 方法:3歳から8歳の子供161人の横断的調査(cross sectional study)をメキシコ中部で実施した。尿中の総ヒ素量を、水素化物発生-コールドトラップ-原子吸光法(HG-CT-AAS)で測定し、生涯のiAsばく露量は、測定した飲用水中のヒ素濃度に摂取期間の年数を乗じ、μg/L-年(LAsE)として推定した。BPは標準的な方法で測定し、Mモード心エコー因子は超音波診断装置で測定した。
 結果:尿中の総ヒ素濃度及びiAsのばく露量は、多変量線形回帰モデルで、拡張期血圧(DBP)及び収縮期血圧(SBP)と有意に関連していた。すなわち、DBP及びSBPは、尿中の総ヒ素濃度1ng/mlの増加ごとに、それぞれ、0.013mmHg及び0.021mmHgの上昇と有意に(p<0.025)関連していた。左室心筋重量(LVM)は、補正した多変量モデルで、iAsのばく露量が382μg/L-年未満の子供に比べ620μg/L-年を超える子供は、5.5gより重量が多く、有意な(p=0.03)関連があった。収縮機能因子の左室駆出率(EF)及び左室内径短縮率(SF)は、尿中の総ヒ素量が35ng/ml未満の子供に比べ70ng/mlを超える子供は、それぞれ、3.67%及び3.41%低下していた。
 結論:今回の調査の集団であるメキシコの子供において、若年期の無機ヒ素へのばく露は、より高い血圧、より多いLVM並びにより低下したEF及びSFと有意に関連していた。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Environmental Health Perspectives
URL http://ehp.niehs.nih.gov/1307327/

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