食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04210110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価65改訂1(FGE.65Rev1):硫黄で置換されたフラン誘導体の科学的意見書を公表
資料日付 2015年2月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月18日、香料グループ評価65改訂1(FGE.65Rev1):2011年の香料グループ評価13改訂2で評価された化学グループ14のフルフリル基を有する化学物質のサブグループ並びに側鎖置換及びヘテロ原子を有する又は有しないフラン誘導体と化学構造的に関連する、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)の第59回会議で評価された、硫黄で置換されたフラン誘導体の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は2000年以来、JECFAから香料物質の評価及び委員会規則(EC)No1565/2000)に従い、さらなる評価が必要かどうかを決めることを要請された。
 当該香料物質は、構造活性相関、現在の用途からの摂取量、毒性学的懸念の閾値及び代謝と毒性に関する入手可能なデータに関する情報を統合する段階的な手法(評価手順)によって評価された。
 FGE.65は、JECFAの第59回会議で評価された33種類の硫黄で置換されたフラン誘導体グループの懸念である。CEFパネルは、FGE.65では、33種類の香料物質のうち4種類の香料物質(FL-no: 13.056
, 13.160
, 13.193及び13.194)について、毒性データの不足により評価を終了できないと結論付けた。今回の改訂では、FGE.65で要請された香料物質FL-no: 13.160の毒性データが、現在、利用可能になった。この毒性データは、香料物質FL-no: 13.193及び13.194の評価を包含すると見なされるが、香料物質FL-no: 13.056は包含されない。
 CEFパネルは、新しいデータに基づき、32種類のフラン誘導体の香料物質(Fl-no: 13.015
, 13.016
, 13.017
, 13.026
, 13.032
, 13.033
, 13.040
, 13.041
, 13.050
, 13.051
, 13.053
, 13.055
, 13.056
, 13.063
, 13.064
, 13.071
, 13.075
, 13.077
, 13.078
, 13.079
, 13.082
, 13.086
, 13.093
, 13.142
, 13.151
, 13.152
, 13.153
, 13.160
, 13.193
, 13.194
, 13.196及び13.197)について、JECFAにより実施された評価手順の適用に同意し及びMSDI法(訳注:香料の年間生産量から摂取量を推定する手法)を基に「推定した食事摂取量において安全性の懸念はない」というJECFAの結論に同意する。CEFパネルは、香料物質FL-no: 13.056については、要請した追加の毒性データが必要であるため留保する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4024.htm
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