食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04190300149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)は、ビスフェノールAに関する、EFSA及びフランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の専門家会合の議事録を公表 |
| 資料日付 | 2015年1月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月21日、ビスフェノールA(BPA)に関する、EFSA及びフランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の専門家会合の議事録(英語、6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 専門家会合は、2014年12月3日、パリで開かれ、参加者はANSESから専門家3名、職員4名、EFSAから専門家3名及び職員3名の計13名であった。概要は以下のとおり。 1.開会及びこの会合の目的 2.BPAのばく露評価に関して 1)EFSAの概要説明 質問等 2)ANSESの概要説明 質問等 結論 EFSAは決定論的手法、ANSESは確率論的手法というように両機関は異なる方法論を使用し、BPAのばく露量の算出及び特にデータ不足による非摂食由来のばく露シナリオの異なる仮説を立てたが、結果として、推定ばく露量において、高い不確実性(high uncertainties)及び大きな相違がない(no major differences)ことを確認した。 動物由来の食品中のBPAの含有量に関連した実施可能な協力を提案した。 3.BPAのハザード評価及びリスク評価に関して 1)EFSAの概要説明 質問等 2)ANSESの概要説明 質問等 結論 ANSESは2012年まで検討し、2013年にBPAに関する報告書を公表した。一方、EFSAは、最新のリスク評価のすべての研究を2012年12月及び関連するいくつかの追加の研究をリスク評価の意見書の意見公募の締め切りである2014年3月まで検討した。 両機関は、出発点(point of departure)として使うことのできる、利用可能で強固な疫学研究はないと見なした。 BPAばく露に関する健康リスク評価のきわめて重要な研究及び基準点(reference point)の選択のために、異なる手法及び方法論を構築した。 ANSESは、決定樹(decision tree)を使用してのハザードの特定に基づいて、きわめて重要な研究を選択し、一方、EFSAは、ハザードの特定に重み付け手法を使用した。ANSESは、以前、EFSAの5μg/kg体重/日のTDIの算出に使用したTylらによる研究(訳注:マウスの2世代にわたる生殖毒性の研究、Toxicological Science)からの、BMDL10を下回る用量での影響を調べた研究に的を絞った。 ANSESは、例えば、2010年の神経毒性に関するXuらの研究及び2008年の乳腺の影響に関するMoralらの研究等の有害影響を報告した特定の研究に基づいた、脳、代謝及び肥満、雌の生殖系並びに乳腺の4つの評価項目を選択した。一方、EFSAは、重み付け手法を使用して、全体として、個々の評価項目の陰性及び陽性(negative and positive)の両方の科学的根拠を検討した。EFSAは、参考評価項目として、Tylらによる研究のマウスの肝臓及び腎臓重量並びに乳腺に関する影響を選択した。乳腺に関するin vivoのデータは、影響が“ありそう(likely)”であると指摘されているが、ほとんどの研究で用量反応データの不足により基準点(reference point)を導くには十分ではなかった。ANSESは、EFSAが以前、BPAのTDIを算出する際にすでに検討した、それらの影響であるTylらによる研究で報告された肝臓又は腎臓重量の変化を調べなかった。 EFSA及びANSESは、乳腺におけるBPAの影響がBPAの安全評価にとって、重要な影響であることに合意した。 EFSAは、神経毒性に関するデータベースが、この影響に関する結論を導き出すには不十分であるとしたのに対して、ANSESは、このデータベースが結論を導き出すのに十分であると見なした。 両機関は、ハザード評価並びに基準点及び出発点に関連する違いが、動物からヒトで、特定の研究から、健康に基づく指標値並びに特定の結果の関連性及び有害性を導き出すための科学的結論を引き出せるかどうかに関する、専門家の判断(expert judgement)に主として関連するということに合意した。 ANSES及びEFSAは、異なる方法論的手法を使用したが、毒性学的データベースで特定された不確実性を調整しようとした(tried to accommodate uncertainties)。 4.将来の展望 ANSES及びEFSAは、BPAに関する研究を続け、それぞれの科学パネルの積極的な活動の密接な協力関係を確保する。 より不確実性の高い毒性の評価項目に的を絞った、BPAのハザード評価を見直すプロトコールを構築する。このプロトコールは、科学的根拠の蓄積、選択及び評価の全体を包含する(encompass)ことが望ましい。 缶詰入りでない、肉及び魚といった動物由来の食品中の、高レベルのBPAの由来を明らかにするための研究が必要である。ANSESは、数多くのフランスの検体について、分析を進めている。EFSAは、欧州の視点(European perspective)を考慮し、この分野の研究を支援する。 現在進行中のプロジェクトからの、どんな新しいばく露データもやり取りする。 5.結び |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/cefmsmeetings/docs/141203-anses-m.pdf |
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