食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04180890475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、人工甘味料は栄養上の利点がないことを報告
資料日付 2015年1月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月9日、人工甘味料は栄養上の利点がないことを報告した。
 アスパルテーム、ステビアのエキス、スクラロース、アセスルファムKといった人工甘味料はカロリーを摂取することなく高い甘みを加えることができる。人工甘味料の安全性について詳細な評価がなされているが、ANSESは初めて栄養の観点から調査を試みた。その結果、体重調整、糖尿病患者の血糖値、2型糖尿病の罹患率に対し、人工甘味料は全く効果を示さなかった。また甘みへの習慣性、がんや糖尿病のリスクの上昇との関連性も確認されなかった。従って、公衆衛生のために砂糖の代替として人工甘味料を推奨する明確な根拠がないと考える。
 人工甘味料の摂取による栄養学的ベネフィットとリスクに関する新たな調査、子供については味覚と食品の嗜好の変化及び、食品摂取管理に関する調査、一般人については体重管理に関する調査を実施する必要がある。
 当該報告書(フランス語、126ページ)は以下のURL から入手可能。
https://www.anses.fr/fr/documents/NUT2011sa0161Ra.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/edulcorants-intenses-pas-d%E2%80%99int%C3%A9r%C3%AAt-nutritionnel-d%C3%A9montr%C3%A9-pour-les-usages-alimentaires
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