食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04180410294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる感染情報を更新(1月6日付)
資料日付 2015年1月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は、1月6日現在の鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
1.発生状況
 2003年以降2015年1月6日までに、16か国から計694人の鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染確定症例の届出があり、このうち402人が死亡している。前回(2014年12月4日)の更新以降、エジプトから新たにラボ確定患者18人の届出があり、うち4人が死亡した。1か月間の届出件数としては過去最多。現在エジプトでは同ウイルスに起因する家きんの集団感染事案が、過去の数か月及び過去の同一月に比べて増えている。
 インフルエンザウイルスは全て時間とともに変異するものであるが、これまでのラボ検査では、患者や患鳥から分離したウイルスに、遺伝子の大きな変化は認められない。感染者が増えた要因は多々あるとみられ、家きんにおけるウイルスの循環が増加したこと、集団発生地域(エジプト北部・中部)では公衆衛生意識が比較的低いこと、寒い季節には家きんとの接触頻度が高まり、ウイルスの生残性が増すことなどが考えられる。ヒトと動物の双方で現在疫学的・ウイルス学的調査を実施中。
2.鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに係る全般的公衆衛生リスク評価
 インフルエンザウイルスが家きんに循環している状況下では、特に家で飼っている家きんが感染したり環境が汚染されている場合、接触したヒトの散発的な感染や小規模クラスターでの感染が常に生じ得る。現在のところ鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスはヒト間では容易に伝播しないとみられるため、共同体レベルでの拡散リスクは依然低い。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_6January2015.pdf?ua=1
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