食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04171230208 |
| タイトル | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)、未処理の生乳の飲用について注意喚起 |
| 資料日付 | 2014年12月11日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)は12月11日、未処理の生乳の飲用について注意喚起した。 豪州では、乳の殺菌は1900年代初頭より実施され、1950年代半ばに標準慣習化された。未処理乳を用いた広範囲のチーズ製造の許可を求める申請の間に、FSANZは未処理乳の飲用に関連するリスクを評価した(2009年12月)。FSANZは、未処理乳を使用するリスクはあまりに大きく、食品基準規約から乳中に存在するかもしれない病原性微生物を死滅させるための殺菌加工要件を変更、又は除外することを検討することはできない、と結論づけた。 1．未処理乳に関連する危害は何か？ 未処理乳には多種多様な病原性微生物が検出されることがある。それは、カンピロバクター、リステリア、サルモネラ属菌、病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌O157など)の細菌や、クリプトスポリジウムのような寄生虫である。 これらの微生物感染症の合併症は極めて深刻になることがあり、例えば腎不全、まひ、健康でないヒトでは死亡も起こり得る。これらの微生物感染症に対して脆弱性が高い集団は、幼児、高齢者、免疫不全者、妊婦及びその胎児である。未処理乳を飲用することについては、たとえ極めて優良な衛生工程であっても危険な病原体が存在しないと保証することはできない。 2．未処理乳が原因の集団感染は発生したことがあるか？ 豪州で発生したことがある。またFSANZの評価書において、北米及び欧州での未処理乳が関連する集団感染を取り上げており、現在も発生している。 関連情報として、ニュー・サウス・ウェールズ州食品当局が公表した未処理乳製品の摂取に関する注意喚起は以下のURLから入手可能。 http://www.foodauthority.nsw.gov.au/_Documents/consumer_pdf/raw_milk_products.pdf FSANZの「未処理牛乳の微生物学的リスク評価書」(2009年12月、119ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.foodstandards.gov.au/code/proposals/documents/P1007%20PPPS%20for%20raw%20milk%201AR%20SD1%20Cow%20milk%20Risk%20Assessment.pdf |
| 地域 | 大洋州 |
| 国・地方 | 豪州 |
| 情報源（公的機関） | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
| 情報源（報道） | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
| URL | http://www.foodstandards.gov.au/consumer/safety/Pages/Raw-drinking-milk.aspx |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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