食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04170520343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、2012年7月コルシカ島での食品由来レンサ球菌咽頭炎集団感染に関する報告書を発表 |
資料日付 | 2014年12月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は12月2日、2012年7月にフランスのコルシカ島でのキャンプで発生した食品由来のレンサ球菌咽頭炎集団感染に関する報告書を発表した(66ぺージ、フランス語)。 2012年7月にオート-コルス県で、キャンプに参加していた児童、キャンプカウンセラーに集団発生したレンサ球菌咽頭炎について詳細な調査が行われた。大部分の患者は48時間以内に発症し、集団で摂取した食品が原因であると疑われた。なおこの様な感染はまれである。この仮説を確認し、感染源の特定するために後ろ向きコホート研究を実施した。迅速診断テスト(TDR)への陽性反応、もしくは発熱、頭痛、嚥下障害のような症状を伴う喉の痛み、口峡炎、咽頭炎を7月18~31日に呈した人を症例とした。7月25日以前に発症した例は食品暴露に関連する一次感染症例とし、それ以降に発症した例はヒトからヒトへの二次感染症例に分類した。 キャンプの疫学調査で156例のレンサ球菌咽頭炎が確認され、そのうち46例はTDRと喉の検体採取から確定した。発症率は一次感染が30.3%、二次感染が2.4%であった。また、3食付き宿泊者では38.5%、2食付き宿泊者では13%と、3食付宿泊者の方が高かった。リスクの高い食事は7月20日と21日の昼に支給されたが、感染源となる食品は特定できなかった。給仕者と調理者の調査により、最初に7月18日と19日に給仕者が口峡炎に感染していたことが判明し、これがおそらく感染の原因とみられた。また同調査により、A群レンサ球菌咽頭炎の不顕性感染2例と顕性感染8例が見つかった。稀有な型であるレンサ球菌株(emm44)が調理者、児童、キャンプカウンセラーから確認され、この集団感染源が共通であることが示された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/Publications-et-outils/Rapports-et-syntheses/Maladies-infectieuses/2014/Epidemie-d-angines-streptococciques-d-origine-alimentaire-dans-des-camps-de-vacances-Corse-juillet-2012 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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