食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04170280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の残留農薬に関する2012年の欧州連合報告書を公表
資料日付 2014年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月11日、食品中の残留農薬に関する2012年の欧州連合(EU)報告書(2014年12月5日承認、156ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本報告書は、EU加盟国、ノルウェー及びアイスランド(以下、報告国と呼ぶ)において2012年に実施された食品中の残留農薬に係る規制活動の結果をまとめたものである。
2. 750品目以上の食品について計78
,390件の試料が残留農薬について分析された。規則(EC) No 669/2009に基づき輸入検査の強化対象である多数の第三国産試料(6
,472件)が採取された。EU規模で整合性をもたせた監視プログラムの枠組みにおいて、12品目の食品産品について10
,235件の試料が205品目の農薬について分析された。
3. 全体として、検査された食品試料の98.3%が法定限度を遵守しており、54.9%は、測定可能な量の残留物を含有していなかった。全般的に、残留基準値(MRLs)を超える残留物は、第三国からの輸入産物に高い割合(ある報告国の国産産物におけるMRLs超過率が1.4%に対し、輸入産物におけるMRLs超過率は7.5% )で認められた。
4. EFSAは、EU規模で整合性をもたせた監視プログラムの枠組みの対象となる農薬について実施された食事経由の暴露量評価を根拠として、最新の科学的知見に基づき、2012年において食品中に見いだされた残留物の存在が消費者の健康に対して長期的影響を及ぼす可能性は低い、と結論づけた。EU規模で整合性をもたせた監視プログラムの対象となる食品について報告された計1
,765
,663件の測定結果のうち280例において、消費者が多量摂取した場合に考えられる短期的な健康への悪影響の可能性が排除できない濃度で残留物が生じていた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3942.pdf
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