食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04160090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分チアベンダゾールのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2014年11月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月6日、農薬有効成分チアベンダゾール(thiabendazole)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2014年10月23日承認、57ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本結論は、種ばれいしょ、りんご及びなし、並びにかんきつ類に対するポストハーベスト殺菌剤としてのチアベンダゾールの代表的用途の評価に基づいて出された。 2. 一日摂取許容量(ADI)の0.1mg/kg体重/日は、ラットを用いた2年間試験の無毒性量(NOAEL)を根拠として、安全係数100を適用したものである。急性参照用量(ARfD)は、0.1mg/kg体重と設定された。これは、ラットを用いた発生毒性試験における母体毒性のNOAEL(最初の3回の投与後における中用量群及び高用量群の体重増加の抑制を考慮に入れた)を根拠として、標準的な安全係数100を適用したものである。 3. 科学的なリスク評価に関して、さらに調査することが望ましいチアベンダゾールの内分泌介在作用(endocrine-mediated effects)の可能性を示す、科学的な査読済み公表文献からの限定的な知見が生態毒性のセクションにおいて特定された。チアベンダゾールの内分泌活性の可能性に関連した科学的な査読済み公表文献(利用可能と報告されたもの)は、申請書類において提示されておらず、データギャップが特定された。チアベンダゾールの考えられる内分泌介在作用機序を明らかにするための調査結果は、提示されていない。 4. 提出された知見では、作物中の代謝物ベンズイミダゾール(benzimidazole)の毒性学的関連性について結論を出せない。(ラットの代謝においてベンズイミダゾール自体は見いだされず、投与量の3%未満のアセチルベンズイミダゾール(acetylbenzimidazole)のみが尿中から抽出された。このため、データギャップが特定された。) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3880.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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