食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04100440104
タイトル 論文紹介:「野生イノシシ肉摂取によるトリヒナ(旋毛虫)症、2013年イリノイ州」
資料日付 2014年5月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR、May 23
, 2014 / 63(20);451)に掲載された論文「野生イノシシ肉摂取によるトリヒナ(旋毛虫)症、2013年イリノイ州(Trichinellosis Caused by Consumption of Wild Boar Meat-Illinois
, 2013)、著者Y. Greene(CDC、米国)ら」の概要は以下のとおり。
 イリノイ州公衆衛生当局は2013年3月6日、同年1月16日から18日にミズーリ州の狩猟場で捕獲した野生のイノシシとシカの肉を食べた患者がトリヒナ症と診断された旨を受理した。米国疾病管理予防センター(CDC)は、患者の血清に免疫グロブリンG酵素結合免疫吸着剤法を実施し、肉では顕微鏡でトリヒナ幼虫の存在を検査した。
 患者の聞き取り調査から、初発例は野生のイノシシとシカの肉を挽いてソーセージにして、家族や友人に分けていたことが明らかになった。症例定義は当該肉製品を摂取して発病し、血清学的検査陽性又は筋痛症の発症とした。9人の患者が特定され、全員が1月20日から2月16日の間に当該ソーセージを食べており、2月13日から3月4日の間にトリヒナ症と一致する症状を発症した。検査を受けた6人中の3人が、発症から7日以内にトリヒナに対する血清抗体価が陽性となっていた。
 9人のうち、5人が男性(年齢中央値35歳、20~54歳)で、潜伏期間中央値は16日間(4~24日)であった。顕微鏡検査にてTrichinella spiralisの幼虫がソーセージから検出されたが、シカ肉にはなかったことから、イノシシ肉が感染源であるとみられた。全員がアルベンダゾールのみの治療で合併症もなく回復した。
 米国では、州及び連邦法による商業用豚への未加熱残飯給餌の禁止、及び狩猟動物肉の生又は加熱不十分での喫食の危険性に対する国民の認識によって、トリヒナ症件数は低い。イリノイ州公衆衛生当局は、狩猟場に宛てて、米国農務省及びCDCが推奨する71℃(160°F)での狩猟動物肉の加熱調理の重要性を狩猟者に周知させる注意書を出すよう提言した。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)
URL http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6320a4.htm?s_cid=mm6320a4_w

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