食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04091040326 |
| タイトル | カナダ農務農産食品省(AAFC)、技術革新ニュース(Innovation Express)Vol.5(2004年第2号)を公表 |
| 資料日付 | 2014年7月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ農務農産食品省(AAFC)は7月18日、技術革新ニュース(Innovation Express)Vol.5(2014年第2号)を公表した。概要は以下のとおり。 AAFCの科学技術関連のニュースの主な内容は、以下のとおりである。 1.創立10周年を経た病害虫管理センター(PMC)の活動 PMCは、2013年に10周年を迎えた。その間、カナダの生産者に対する作物保護のツール、知見及び支援の提供を行った。PMCは、生産者とのパートナーシップモデルのもと、AAFCによって2003年に設立された。生産者のために、より新しくより安全な病害虫管理製品及び慣習に関する情報の入手を容易にし、生産者の競争力を高めることが狙いである。 今日では、PMCは、生産者団体、農薬生産者、そして、カナダ保健省の病害虫管理規制庁(PMRA)を含む州及び連邦政府組織間のパートナーシップモデルとして世界的に認知されている。 PMCの調査研究能力は、カナダの生産者に対し、農薬への依存を低減する今までにない作物保護法や優れた少量使用害虫制御製品を提供してきた。 2.真菌戦争 カナダでは、小麦の収穫に対する赤かび病(fusarium head blight:FHB)による損害は、1990年代以降、15億ドルと推定され、この疾病の感染率は増加傾向にある。FHBは、カナダの最も重要な輸出農産物である小麦(毎年の歳入において54億ドル近くを占める)の最大の疾病である。 赤かび病の病原菌であるGibberella zeae(Fusarium graminearum)に小麦が感染すると、収穫高が減少し、デオキシニバレノール(DON)などのマイコトキシンによる汚染は、小麦の価値を低減させ、動物及びヒトの健康に対するリスクをもたらす。 FHB抵抗性を有する小麦種が、生産者の間で徐々に入手可能となっている一方で、ほとんどの小麦生産地域では、赤かび病対策に防カビ剤を使用することにより、小麦の収穫高及び品質が維持されている。しかし、科学者らは何年もわたり、防カビ剤に代わるより持続可能な環境に相応しい方法を研究してきた。生産者の一助となるように、作物のローテーション、種子の品質改良、刈り株対策及びより抵抗性の強い品種などの様々な管理手法を用いて、作物中のFHBの発生を低減する総合的方法の開発が行われている。 2006年、AAFCの植物病理学者が、もうひとつの選択肢の可能性を示した。それはClonostachys roseaのACM941株(さやえんどうの葉から分離した菌寄生菌)である。この菌株は、かびを攻撃し、F.graminearumなどの病原菌から作物を保護する。 AAFCの科学者らは、ACM941株の効果の実証、及び、PMRAの要件に則った製剤の開発に成功した。この研究チームは、さらなる試験用に、ACM941を含む5種類の製剤を開発した。 2010年、この製品は、小麦生産者及びその他の利害関係者らにより、最も優先される有望なFHB対策手段に選出された。PMCは、米国環境保護庁(EPA)及びPMRAとのACM941の共同登録に向けた予備申請に関する相談の機会を促進した。 次の段階では、この生物農薬を量産化し、小麦生産者にとってすぐに入手可能とする。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ農務農産食品省 |
| 情報源(報道) | カナダ農務農産食品省 |
| URL | http://www.agr.gc.ca/eng/science-and-innovation/science-publications-and-resources/innovation-express-magazine/innovation-express-volume-5-number-2-2014/?id=1404154024409#a1 |
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