食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04080240314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ビールの缶で鶏肉を焼く目的で使用することに対して注意喚起 |
資料日付 | 2014年7月1日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月1日、ビールの缶を鶏肉を焼く目的で使用することに対して注意喚起した(2014年7月1日付け 情報No.024/2014)。概要は以下のとおり。 インターネット上では様々なレシピが紹介されているが、その中には、ビールの入ったビールの缶に、鶏をかぶせて焼き、鶏の丸焼きを作る、というものもある。BfRは、このような行為を推奨しない。熱せられるときの熱により、ビールの缶の外側の印刷及び内側のコーティング剤から有害な物質が放出されると推測されるからである。これらの物質は、その後鶏肉に移行する。 ビールの缶が鶏肉をフライにしたり又は焼く目的で使用された場合、外側の印刷は鶏肉に直接接触する。この加熱調理方法は、ビール製造会社が意図する使用目的に合致しない。 ドイツ印刷用インク規則の素案(訳注:2014年7月14日付け 消費財規則の改正に関する規則の素案)によると、印刷用インクに使用される物質に関する規制は、食品に接触する印刷物には適用されない。 つまり、缶に入っている飲料はそれらと接触しないことから、飲料の缶に印刷がある場合は、食品への移行という観点又は健康影響的な意味合いでは評価が行われていない物質が、インク製剤に使用される可能性がある。 さらに、鶏肉を高温でフライにしたり又は焼く場合、鶏肉から出る脂肪が、缶の外側の印刷に直接接触する。こうした条件は、基本的に、食品と接触する可能性のある材料中の物質が食品に移行するのを容易にする。高温では、缶の組成からの移行も、また、印刷用インクの成分が分解してできた物質及び缶の内部の保護コーティング剤の移行も排除されない。 最後に、BfRは、ビールの缶を鶏肉をフライにしたり又は焼いたりする目的で使用することにより、未評価及び有害である可能性のある物質が食品へ移行する場合があるという事実に注意してほしいと考える。このような理由から、消費者に対しては、こうした加熱調理方法を控えるよう助言する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/349/bfr-advises-against-beer-can-chicken.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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