食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04080200475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、フランス国立衛生医学研究所(Inserm)が2013年に発表した合同評価書「殺虫剤、殺生物剤及び農薬とそれらの健康影響(疾病)」で取り扱われた農薬活性成分のデータの分析について意見書を公表
資料日付 2014年7月4日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は7月4日、農業省食品総局(DGAL)から、フランス国立衛生医学研究所(Inserm)が2013年に発表した合同評価書「殺虫剤、殺生物剤及び農薬とそれらの健康影響(疾病)」で取り扱われた農薬活性成分のデータの分析及びDGALが行う農薬の市場流通認可に関する提言の要請を受け、2014年6月3日付けで提出した意見書を公表した。
 評価対象農薬は、Insermの評価書で病原性との関連性が懸念された、欧州連合(EU)域内で販売が認可されているクロルピリホス、マンゼブ、マネブ、2
,4-D、MCPA、メコプロップ及びグリホサートの7種である。
 Insermの専門家合同調査チームは、殺虫剤暴露との関係が疑われるいくつかの疾病又は病状に関する文献の疫学調査報告の目録を作成し、それらを分析したところ、がん部位が8か所、3種の神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症)、認知障害や不安抑うつ障害、生殖機能への影響(生殖能力、妊娠、子供の発達)、小児がんなどが懸念されるとしている。これらの疾病は今までの研究報告で殺虫剤への暴露との潜在的な関係が明らかにされたものである。
 Insermの評価書で特定された上記の7種の農薬の中で、2
,4-D、MCPA、メコプロップ、マンゼブとマネブの5種の農薬は、疾病との関連性の根拠が弱いとされており、先に行った評価がこれらの新たなデータによって覆ることはない。これらの農薬有効成分にについては、現在、EUの認可更新のが進行しているか(2
,4-D)、認可更新申請が行われる2014年(メコプロップ)又は2015年(マンゼブ、マネブ及びMCPA)には認可更新審査が予定されている。これらの有効成分の認可更新に当たっては、欧州委員会(EC)が基準を設定するに当たっては潜在的な内分泌かく乱物質としてのデータを考慮することを提言する。
 クロルピリホスについては、欧州食品安全機関(EFSA)の評価書及び欧州規則(EC)No.1107/2009のヒト健康に関するリスクの許容度(acceptabilite)についての毒性参照値(TRVs)の見直しの影響を考慮し、新たな毒性参照値が設定され次第、この有効成分を含む農薬製剤の再評価を実施することが望ましい。
 グリホサートに関しては、物質に関するデータ及び毒性学的プロファイル(分類は目に対する刺激性のみ)を考慮すると、2014年末までに欧州における評価が終了することが予定されている当該有効成分の再認可後に実施される、グリホサートを有効成分とする全ての農薬製剤の再評価を根拠にすることを提言する。これらの製剤に含まれる補助剤(co-formulant)の毒性に特に注意を払う必要がある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/PHYTO2013sa0116.pdf

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