食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04080020325 |
| タイトル | 米国環境健康科学研究所(NIEHS)、低用量のヒ素暴露は雄マウスを発がんさせるという研究結果を発表 |
| 資料日付 | 2014年7月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国環境健康科学研究所(NIEHS)は7月8日、低用量のヒ素暴露は雄のマウスを発がんさせるという研究結果(論文)を発表した。概要は以下のとおり。 米国衛生研究所(NIH)の研究者らは、ヒトが口にする飲料水と同程度の低用量ヒ素が混入した水を摂取したマウスが肺がんを発病することを明らかにした。 公共飲料水のヒ素濃度は10ppbを超えてはならないというのが米国環境保護庁(EPA)の基準だが、数百万人が利用している自家用井戸については基準がない。 本研究でマウスに与えた水のヒ素濃度は、それぞれ50ppb、500ppb、5 ,000ppbとした。50ppbは動物実験で用いる最低濃度で、代謝率の違いから、ヒトと同様の生物学的用量と健康影響をマウスで得るには、飲料水中のヒ素濃度を高めにする必要があると研究者らは述べている。 本研究で用いたモデルは、ヒトが生涯を通じてヒ素に暴露する経過を模写したもので、マウスには繁殖させる3週間前から開始して妊娠・授乳期全般を通じて、所定のヒ素濃度の水を与えた。更に産仔には、離乳後から成獣期全般を通じてヒトの暴露量に相当する濃度で与えた。産仔には成長後腫瘍が生じた。 「この研究は、ヒトが暴露していると考えられるごく低濃度のヒ素に暴露した動物に腫瘍が生じることを示す初の実験で、結果は予期しないものであり憂慮される」と論文の筆頭著者は述べている。 ヒ素は環境中に天然に、又は人間の活動結果として汚染により生じる物質で、土壌や水から吸収され、穀物、果実、野菜等多様な食品中に存在する。 本研究では、2種の低用量(50ppbと500ppb)を与えられた雄の産仔の半数以上で、良性及び悪性の肺腫瘍を形成する例が有意に増加した。興味深いことに、最高用量(5 ,000ppb)を与えられたマウスでは性差にかかわらず、肺腫瘍の有意な増加は見られなかった。 別の研究者は「これは一研究にすぎないが、ヒ素の低い暴露量による有害な健康影響を示す証拠がまた一つ増え、(摂取しても)安全なヒ素濃度などはない可能性が提起された」と述べている。 本研究の論文(抄録)は以下のURLから入手できる。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25005685 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国衛生研究所(NIH) |
| 情報源(報道) | 米国衛生研究所(NIH) |
| URL | http://www.niehs.nih.gov/news/newsroom/releases/2014/july8/ |
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