食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04061020105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、妊婦・幼児の魚摂取に関する勧告書案及びQ&Aを発表(その1) |
資料日付 | 2014年6月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は6月10日、環境保護庁(EPA)と共同で作成した妊婦・幼児の魚摂取に関する勧告案及びQ&Aを発表した。勧告の概要は以下のとおり。 FDA及びEPAは、妊婦・妊娠予定者、授乳中の母親及び幼児が魚の摂取量を増やし、水銀濃度の低い多様な魚を摂取するよう促す目的で、共同勧告及びQ&Aを改正中である。現状では案の段階であり、これに対する意見があれば受け付ける。最終版ができ次第、2004年版の現行勧告に取って代わる。 1. 要点 水銀濃度の低い魚の中から多様なものを選んで毎週227g~340g摂取すること。魚の栄養価は、胎児、母乳育児期の乳児及び幼児の成長・発育に重要である。 2. 対象者 妊婦・妊娠予定者、授乳中の母親及び育児従事者は、本勧告の内容を知っておくべきである。 3. 行うべき事項 (1) 多様な魚を毎週227g~340g摂取すること。これは毎週2~3食に相当。幼児には月齢や必要カロリー数に見合った量を毎週2~3食与える。 (2) 水銀濃度の低い魚を選ぶこと。通常喫食している魚のほとんどは水銀濃度が低い。これにはサケ、エビ、スケトウダラ(pollock)、缶詰のライトツナ(キハダマグロなど)、テラピア、ナマズ、マダラ(cod)が含まれる。 (3) 水銀濃度の高い次の4種の魚を避けること。メキシコ湾産タイルフィッシュ、サメ、メカジキ及びオオサワラ。なおビンナガマグロは週に170gまでとする。 4. 河川・湖沼で捕獲した魚の喫食 その水界に関する注意喚起に留意すること。注意喚起がない場合、成人は週に170g、幼児は28g~85gまでに制限し、その週はほかの魚を摂取しないこと。 5. 魚の摂取量を増やす場合 必要なカロリー数を超えないように気をつけること。 6. その他 (1) この勧告が重要な理由 魚には胎児、授乳中の乳児及び幼児の発育に重要な栄養素が含まれており、一般国民にも健康上の益がある。魚の摂取量が推奨量に満たない人が多い。 (2) 注記:この勧告でいう「魚」とは魚類と甲殻類の双方を指す。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/Metals/ucm393070.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。