食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04061010108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、魚の摂取に関する更新勧告案をFDAと共同で公表
資料日付 2014年6月9日
分類1 -
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概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は6月9日、魚の摂取に関する勧告案を米国食品医薬品庁(FDA)と共同で公表した。
 勧告では、妊婦及び授乳中の母親に水銀含有量が低い魚をより多く摂取することを推奨している。FDA及びEPAは、妊婦や授乳中の女性、妊娠可能年齢の女性及び幼い子どもは、大切な発達上及び健康上の便益を増すために水銀含有量の低い魚をさらに多く食べる必要があると結論付けた。更新された勧告案は、2010年米国人のための食生活指針の推奨事項と一致している。
 両機関は、これまで、これらの集団が摂取すべき魚の最大量については推奨していたが最小量について推奨していなかった。しかし、過去十年の間、新興の科学は妊娠及び授乳中の女性並びに幼い子供の食事中の適切な量の魚の重要性を強調している。米国において1
,000人を超える妊婦の魚の摂取量データのFDAによる分析から、21%は過去1か月間に魚を全く食べておらず、食べている人でさえ米国人のための食事ガイドランの推奨値よりもはるかに少なく、50%は2オンス(1オンスは28.35g)/週以下、75%は4オンス/週以下であった。更新された助言案は、妊婦に胎児の成長及び発達のために水銀量の少ない種々の魚を少なくとも8オンスから12オンス/週を食べることを推奨している。
 更新された助言案では、妊婦又は授乳中の母親が高濃度の水銀を含む4種類の魚を避けることに対して忠告している。それらの魚はメキシコ湾のタイルフィッシュ及びサメ、メカジキ、オオサワラである。また、更新された勧告案は、ビンナガマグロの摂取量を一週間に6オンスに制限することを勧める。水銀含有量が少ない魚には、最も一般的に食べられているエビ、スケトウダラ、サケ、缶詰のライトツナ ( キハダマグロ等)、テラピア、ナマズ及びタラなどがある。
最終的な勧告を公表する前に、両機関は意見募集を検討しており、またFDAのリスクコミュニケーション諮問委員会の助言を求めたり、一連のフォーカスグループ(訳注:情報を収集するために集められたグループ)を結成する予定である。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/d0cf6618525a9efb85257359003fb69d/b8edc480d8cfe29b85257cf20065f826!OpenDocument
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