食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04050330470 |
| タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)に関する疫学情報を更新(6月5日) |
| 資料日付 | 2014年6月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は6月5日、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)に関する疫学情報を更新した。 1.2012年4月から2014年6月4日までに、815人のMERS-CoV感染者が各国の保健当局から報告された。このうちの死亡者は313人である。 2.サウジアラビア保健省は6月3日、MERS患者総数が20%増加となる未報告症例113人を更新した。688人の感染者のうち353人は回復し、282人は死亡し、53人が加療中である。新たな患者はデータの見直し期間に遡って特定されたものである。6月3日報告の113人中の92人は死亡しており、サウジアラビアでのMERS死亡者数は48%増加して190人から282人となって、死亡率は33%から41%に上がっている。新たな患者の発生は2013年5月に遡ることが確認された。年齢、性別、住居、可能性のある感染場所、散発例か初発例か2次感染か、医療関連の感染か、医療関係者か、などの情報は残っていなかった。 3.5月27日、イラン保健当局は中年の姉妹2人の患者を報告した。彼女らに渡航歴はないが、サウジアラビアから帰国後にインフルエンザ様症状を発症した1人と接触歴があった。患者の1人は死亡した。 5月31日、アルジェリア保健当局は小巡礼のためサウジアラビアに旅行した中年男性2人の患者を報告した。 4.確定症例の総数は815人、死亡者は313人となっている。内訳は以下のとおり(括弧内はその内の死亡者数)。 (1)中東 サウジアラビア 689人(283人)、アラブ首長国連邦 70人(9人)、カタール 7人(4人)、ヨルダン 18人(5人)、オマーン 2人(2人)、クウェート 3人(1人)、エジプト 1人(0人)、イエメン 1人(1人)、レバノン 1人(0人)、イラン 2人(1人) (2)欧州 英国 4人(3人)、ドイツ 2人(1人)、フランス 2人(1人)、イタリア 1人(0人)、ギリシャ 1人(0人)、オランダ 2人(0人) (3)アフリカ チュニジア 3人(1人)、 アルジェリア 1人(0人) (4)アジア マレーシア 1人(1人)、フィリピン 1人(0人) (5)アメリカ 米国 2人(0人) 大部分の患者は中東で発生しているか、中東で1次感染者と直接接触している。輸入症例によるその後の自国内での2次感染は英国、フランス、チュニジア及びイランで報告されている。 5.6月4日現在、死亡率は38%である。男女比は1.7:1である。40歳以上の男性は275人(44%)となっている。 ECDCは今後も全世界のMERS-CoV状況に関する情報を監視する。以前の緊急リスク評価書においてECDCは、MERS-CoVがEUに輸入されるリスクは継続することが予想されるが、EUでの2次感染リスクは依然低いままである、と結論付けている。ECDC緊急リスク評価書に提示された評価は依然有効である。 6.結論 6月3日にサウジアラビアから報告された患者数と死亡者数によって、データの完全性が改善されたが、アウトブレイクの疫学傾向に変化はない。新たな患者の報告によって死亡率が増加し、経時的な死亡率の低下傾向は、情報の不完全性及び確定症例の未報告の結果によるものとある程度説明できるかもしれない。新規情報による2014年5月31日のECDCリスク評価書の変更はない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| 情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
| URL | http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/_layouts/forms/News_DispForm.aspx?List=8db7286c-fe2d-476c-9133-18ff4cb1b568&ID=1016 |
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