食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04040110105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、髙甘味度甘味料に関するQ&Aを発表
資料日付 2014年5月26日
分類1 -
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概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は5月19日、髙甘味度甘味料に関するQ&Aを発表した。概要は以下のとおり。
Q1:髙甘味度甘味料とは?
A1:食品の甘味と香味を増すための成分。食卓用砂糖(ショ糖)よりもはるかに甘さが強いため、わずかな量で同等の甘味が得られる。カロリーがわずか、血糖値が上がらないなど様々な理由で用いられる。
Q2:FDAの使用規制は?
A2:一般に安全とみなされている(GRAS)甘味料以外の髙甘味度甘味料は、食品添加物として規制を受ける。食品添加物の使用は、販売前にFDAの審査・承認を受けねばならないが、GRAS物質については不要。科学的手順に即したGRAS判定は、安全性評価の科学的訓練を受けた経験を積んだ専門家が、所期の使用条件下で安全であるとの結論を出すことが基本。このような結論は、科学的手順に従って公開情報を評価した有資格の専門家が出すことになっている。企業は物質のGRAS判定を独自に行うことができ、FDAへの通知は任意。食品添加物としての使用認可を受けているか、GRAS判定を受けているか否かにかかわりなく、科学者はその物質が所期の使用条件下で安全基準に合致し、合理的な確実性をもって無害であるとの判定を行わねばならない。安全基準はFDAの規則の中で定められている。
Q3:認可済み製品の種類は?
A3:FDAが食品添加物として認可した髙甘味度甘味料は次の6種。サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム(Ace-K)、スクラロース、ネオテーム、アドバンテーム。このほかに2種のGRAS通知を受けている(ステビア属植物の葉由来のステビオールグリコシド及びラカンカ抽出物)。
Q4:どんな食品に入っているのか?
A4: 「sugar-free」とか 「diet」と記載された食品や飲料品に広く用いられている。
Q5:特定の食品に入っているかどうかの見分け方は?
A5:食品ラベルの成分一覧を見れば甘味料の名称が分かる。
Q6:髙甘味度甘味料は食べても安全か?
A6:認可された髙甘味度甘味料は科学的証拠に基づき、一定の使用条件下で一般国民に安全であるとFDAは結論を下している。特定の高純度ステビオールグリコシド及びラカンカ抽出物については、FDAとして通知企業のGRAS判定に疑義はない。
Q7:人によって禁忌対象となるか?
A7:まれな遺伝性疾患であるフェニルケトン尿症の患者は、アスパルテームの成分であるフェニルアラニンの代謝困難になるので、アスパルテームの摂取を避けるか制限すべき。
Q8:どの程度の量を摂取しても安全か?
A8:5種については、販売前の審査時に一日摂取許容量(ADI)を設定しており、これ以下であれば安全上の心配はない。ステビオールグリコシドについては、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)がADIを定めている。ラカンカ抽出物はADIの規定がない。詳細は以下のサイトを参照。http://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/FoodAdditivesIngredients/ucm397725.htm#SummaryTable
Q9:摂取後に反応が出た場合はどうすればよいか?
A9:摂取を中止し、医師に相談し、FDAに連絡されたい。
Q10:FDAで禁止しているものが外国では使用されている例はあるか?
A10:ある。サイクラミン酸及びその塩類(サイクラミン酸カルシウム、サイクラミン酸ナトリウム、サイクラミン酸マグネシウム及びサイクラミン酸カリウム)は米国では現在使用禁止。ステビアの全葉抽出物及び未処理の抽出物も甘味料としては使用できず、輸入警報の対象となる(これらはGRAS通知のあった前述の高純度ステビオールグリコシドとは別物であり、そちらの使用についてはFDAに異議はない)。
Q11:髙甘味度甘味料でない砂糖代用品もあるのか?
A11:別クラスの甘味料として糖アルコールがある(ソルビトール、キシリトール、ラクチトール、マンニトール、エリスリトール、マルチトール等)。糖アルコールの甘さは砂糖比25%~100%で、カロリーは若干低く、虫歯にならず、血糖値の急激な上昇もない。主にシュガーフリーキャンディ、クッキー、チューインガム等に用いられる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/IngredientsPackagingLabeling/FoodAdditivesIngredients/ucm397716.htm

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