食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04031010337
タイトル オランダ食品・消費者製品安全局(VWA)、ゴジベリーを食した後で健康問題が発生していると注意喚起
資料日付 2014年5月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ食品・消費者製品安全局(VWA)は5月2日、ゴジベリー(Goji berries)を食した後で健康問題が発生していると注意喚起した。
 ゴジベリーの摂取後に嘔吐、腹痛や下痢をしたという消費者からVWAに沢山の苦情届け出があった。社会メディアを通じてもこのような苦情が報道されている。
 VWAの調査では苦情の原因を突き止めることができなかったが、文献からゴジベリーを沢山食すると吐き気や嘔吐することがあることが知られている。化学分析検査や追跡調査(疫学調査)からは結果が得られなかった。
 ゴジベリーはウルフベリー(Wolf berry)、クコの実(枸杞:(ナガバクコ(Lycium barbarum) 、クコ(Lycium chinense))とも言われ、アジア原産のナス科クコ属の落葉低木である。このゴジベリーは、抗酸化物質、ビタミン及びミネラルをたくさん含んでいることから「スーパーフード」として販売されている。
 ゴジベリーに毒性があるとか健康に有害であるとの証拠はない。しかし、ゴジベリーに似ている毒性のあるほろ苦いベリーと取り違えられたり、混ざったりすると、ゴジベリーと異なる化学成分が含まれる可能性がある。また、すでに食品アレルギーのある人がゴジベリーを摂取した後でアレルギー反応を引き起こした症例も届けられている。ゴジベリーは妊婦には適切ではない。
 ゴジは、中国やアジア諸国で、食品や薬草として長い歴史を持っており、その果実、葉、皮、根も使われている。果実(ベリー)は8月から11月にかけて収穫され、一般的には乾燥させる。伝統的な漢方薬としては、5~15gの乾燥果実が推奨されている。この用量を1日に3回まで摂取可能とされている。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ食品・消費者製品安全局(VWA)
情報源(報道) オランダ食品・消費者製品安全局(VWA)
URL http://www.vwa.nl/actueel/nieuws/nieuwsbericht/2049181/nvwa-gezondheidsklachten-na-eten-van-gojibessen
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