食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04020440294
タイトル 世界保健機関(WHO)、食品由来吸虫症に係るファクトシートを更新
資料日付 2014年4月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月、食品由来吸虫症に係るファクトシートを更新した。概要は以下のとおり。
1.主な事実
(1) 世界で毎年少なくとも5
,600万人が罹患
(2) 寄生虫の幼虫のいる鮮魚、甲殻類、野菜で感染(肝吸虫属、オピストルキス属、肝蛭属、肺吸虫属が一般的)
(3) 東南アジアと南米で多発
(4) 食品由来吸虫症は深刻な肝臓や肺の疾患を発症
(5) 安全かつ効果のある予防・治療薬がある
2.感染
 食品由来吸虫症は人獣共通感染症で、脊椎動物とヒトの間で相互に自然感染する。原因となる寄生虫は、ヒト以外の中間宿主に寄生する複雑な生活史を経て初めて感染性を得るため、直接的な感染は生じない。
 第1中間宿主はどの寄生虫も全て淡水性巻貝であるが、第2中間宿主は異なる。肝吸虫症とオピストルキス症では淡水魚、肺吸虫症では甲殻類であるが、肝蛭症の場合は第2中間宿主がない。最終的な宿主は常に哺乳類となる。
 ヒトが感染するのは、寄生虫のいる第2中間宿主を摂取した場合である。肝蛭症は、幼虫の付着した水生植物の摂取で生じる。
3.疫学
 2005年に5
,600万人の感染者が発生し、死者が7
,000人を超えた。70か国以上から届出があるが、東南アジアと南米に多く、大きな公衆衛生上の問題となっている。
4.症状(略)
5.予防管理(略)
6.WHOの対応(略)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs368/en/
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